「道は新たな対策を」 十勝の関係者 予防徹底強調 警戒「２」
道内の新型コロナウイルスの警戒ステージが引き上げられたことを受け、管内の行政、医療、経済関係者は改めて予防対策の徹底を強調している。
十勝町村会の高橋正夫会長（本別町長）は「（人の往来が）緩和されていたのでステージは上がると思っていた。新北海道スタイルに加えて、新たにやるべき対策を道はしっかり示すべき」と強調。
米沢則寿市長は「市民には手洗いの実施や３密を避けるなどの取り組みの継続をお願いしたい」とのコメントを出した。
帯広商工会議所の川田章博会頭は「地方でクラスターが拡大してからではだめ、行動が緩むことが危険だ。企業はより緊張感を持って対応していかなければならない。（感染防止の徹底を）呼び掛けたい」と語った。
帯広市医師会の稲葉秀一会長は「人の往来が増えて十勝でも感染が散発している。ステージの変更にかかわらず、手洗い、うがい、マスクなどの感染予防を改めて徹底すること。飲食に伴う感染が急増しており、そうした場面では特に注意を」と呼び掛けている。
