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水しぶき上げ疾走 競技が本格スタート ラリー北海道

豪快に水しぶきを上げながら、陸別サーキットを駆け抜けるラリーカー(21日午前8時半ごろ、新井拓海撮影)

 【陸別】「ラリー北海道2019」(アジアパシフィックラリー選手権第7戦、全日本ラリー選手権第8戦、日本スーパーラリーシリーズ第4戦)が20日、帯広市内の北愛国サービスパークで開幕した。21日には陸別町内のスペシャルステージ(SS)で競技が始まった。最終日の22日は音更、本別、足寄、帯広でも行われる。

 21日午前は陸別町内のコース「リクベツロング」(4・63キロ)、「ヤムワッカ」(23・49キロ)、「クンネイワ」(28・75キロ)でSSが行われた。このうち、「リクベツロング」は午前8時28分にスタート。ラリーカーは土煙や小石を巻き上げながら疾走し、多くのファンがその走りを見守っていた。

 ウオータースプラッシュポイントのある観戦エリアでは、ラリーカーによる水しぶきをレインコートを着用して体感できる企画「陸別ジャパーン!シャワー」が行われ、参加者が水しぶきを浴びるたびに歓声を上げた。

 水しぶきを体感した関井隆之さん(帯広第四中1年)と一仁君(帯広明星小4年)の兄弟は「頭から水しぶきをかぶって気持ちよかった。ラリーカーは速くて、カーブでも迫力があった」と話していた。(大谷健人)

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