十勝毎日新聞 電子版

Tokachi Mainichi News Web

伏古別川でマレック漁体験

マレック漁を体験する参加者(30日午前11時ごろ)

 アイヌ民族伝統の「マレック漁」の体験会が30日、帯広啓北小学校前の伏古別川で行われた。地域の子どもら約50人が参加した。

 帯広アイヌ協会(笹村昭義会長)の主催で、昨年に続き2回目。初めに笹村会長が「昔は伏古別川にもサケが遡上していた。伝統ある漁法に少しでも触れてもらえたら」とあいさつ。帯広カムイトウウポポ保存会のメンバーらによる「カムイノミ」が実演され、約30匹のサケが放流された。

 マレック漁は、先端にかぎ針が付いたやりでサケを突いて捕まえる漁法。参加者は同協会のメンバーから説明を受けながら、実際に漁を体験した。参加した三澤竜也君(12)は「難しかったけど捕まえられた。すごい技術だと思った」と話した。
(小山田竜士)

更新情報

阿寒湖で帯広の男性死亡 釣りボート転覆か、札幌の男性も

紙面イメージ

紙面イメージ

5.5(日)の紙面

ダウンロード一括(54MB) WEBビューア新機能・操作性UP

日別記事一覧

前の月 2024年5月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

十勝の市町村

Facebookページ

記事アクセスランキング

  • 昨日
  • 週間
  • 月間

十勝毎日新聞電子版HOME