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ほっとマグ 鈴木さんの作品採用

採用が決まったイラスト作品を持つ鈴木さん

 まちづくり元気おびひろ(藤本長章社長)などで構成する実行委員会(細川吉博委員長)は、10月からスタートする「OBIHIROほっとマグフェスタ2018」で使う共通のオリジナルマグカップのデザインを決めた。初めて公募とした今年は、プロコム北海道(帯広)のイラストレーター鈴木瑠奈さん(30)の作品を採用。ヒグマや十勝の自然をメルヘンチックに表現した作品になっている。(佐藤いづみ)

 同フェスタは参加各店がその年のオリジナルデザインが共通する「イヤーズカップ」に温かい飲み物などを入れて提供し、客は飲んだ後にカップを持ち帰ることができる。入手したカップを参加店に持ち込めば、そのカップで飲み物を飲むことも可能。細川実行委員長が海外での体験を基に提案し、冬のにぎわいづくりなどを目的に、2010年から続けている。

 デザインは例年、実行委がイラストレーターなどに依頼していた。今回の公募には10作品が寄せられ、審査の結果、鈴木さんの作品が選ばれた。メインのヒグマに、エゾリスやキタキツネなど道内に生息する動物らが、防風林や畑など十勝らしい風景の中に配置されたデザイン。鈴木さんは芽室町生まれで芽室高卒。一度事務職を経験した後、札幌の専門学校でイラスト技術を学び、5年前に同社入りした。公募コンクールやコンペなどで作品が採用されたのは初めて。

 同デザインは同社の女子チームが立ち上げを進めている自社ブランド「もちょこい(くすぐったいの北海道弁)、もちょこくない」で使用するイラストをモチーフとした。マグにも「もちょこい-」のキャッチフレーズを使用。鈴木さんは「採用され、とてもうれしい。自社ブランドのプロモーションとの相乗効果で、ほっとマグ事業のさらなる盛り上げにつながってほしい」と話していた。鈴木さんがデザインしたマグカップは近く完成する予定。同事業は来年3月31日まで。

関連写真

  • 過去のマグカップと採用が決まったイラスト作品を持ち笑顔の鈴木さん

    過去のマグカップと採用が決まったイラスト作品を持ち笑顔の鈴木さん

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