十勝満席、GW後半スタート 道東道29キロ渋滞も
ゴールデンウイーク(GW)は3日、後半3連休がスタートした。十勝管内は日差しに恵まれ、絶好の行楽日和に。帯広測候所によると、午後1時現在の管内の気温は本別の24度が最も高く、帯広22・8度となった。行楽地やイベント会場は家族連れらでにぎわい、交通機関も混雑した。
帯広市内の緑ケ丘公園では見ごろを迎えたエゾヤマザクラの下で、大勢の花見客がバーベキューを囲んだ。園内は焼き肉の匂いが漂い、水場や遊具では子どもたちの歓声が響いた。家族と友人7人で訪れた市内の平山年子さん(96)は「天気も桜も素晴らしく最高の気分。毎年花見が楽しめるように100歳まで生きたい」と笑顔で話した。
交通機関も混雑し、空の便は東京発帯広行きが日本航空、エア・ドゥとも午前を中心に満席が目立った。JRは特急「スーパーおおぞら」で帯広発札幌行きの2、4号が満席となった。
都市間バス「ポテトライナー」も、札幌から帯広に向かう午前の便はほぼ満席。道東自動車道は午前11時すぎ、上りの十勝清水インターチェンジ(IC)-トマムIC間の広内トンネル付近で29キロの渋滞となった。
航空機、列車、バスとも5日、再び混雑のピークを迎える。(安倍諒、高津祐也)
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