日本犬保存会・高橋さんの柴犬 北海道知事賞に輝く
帯広市の高橋敏明さん(68)、正子さん(69)夫妻の愛犬で柴犬の「北海乃龍王」(雄、6歳)が、日本犬保存会が行う「北海道支部展覧会」で北海道知事賞に輝いた。昨年春の大会でも同賞に入り、2回目の受賞。体格や態度などが総合的に評価され、敏明さんは「忠実で素直な良い犬。2度目の受賞は驚いたが、本当にうれしい」と喜びを語っている。
展覧会は4月22日、渡島管内森町で行われ、84頭が出場。成犬の部で北海道知事賞を贈られた。高橋さんは過去にも同じ大会で愛犬の「りつ姫号」が道知事賞に入っており、今回が3度目となる。
審査は雄は体高39・5センチメートルの上限1・5センチ以内や目や耳の形などの体格のほか、落ち着いた態度も評価のひとつ。
高橋さん夫妻は朝晩5キロずつの散歩、食事の調整、ブラッシングなど日々愛情を注いできた。
生後2、3カ月の時に芽室町内の知人から譲り受け、性格は「素直で忠実、落ち着いている」と高橋さん。普段は「大ちゃん」の愛称で呼ばれ、雌の「春ちゃん」(6カ月)と仲良く過ごしている。
高橋さんは「大ちゃんも老後に入る。一緒に楽しんでいきたい」と優しく見つめている。
(松田亜弓)