市内中心部の交通規制解除 標識の撤去が始まる
帯広市中心部の一部交通規制解除に向けた標識などの撤去作業が1日、西3南8、9の帯広郵便局前交差点で始まった。今後、市街地の5カ所の交差点で順次作業が行われる。
交通規制が解除されるのは、同交差点の「進行方向別通行区分規制」と、西1南9の5番館前交差点など3路線4交差点の「指定方向外進行禁止規制」。片側3車線のうちの「右折専用車線」が廃止されて直進可能となり、右折禁止だった交差点で右折可能となる。
1日午前8時ごろ、高所作業車で道路上に架かる6つの進行方向別通行区分標識(約1メートル20センチ四方)を慎重に取り外した。道路上の進行方向を示す矢印も削った。標識などの撤去と同時に規制は解除される。
帯広署の谷地田勇交通1課長は「これまでと異なる車の動きに注意して、安全運転を」と呼び掛けている。(石川友史)