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ソチでミニバレー交流 十勝協会の11人参加 来月6、7日 「友好・親善を果たしたい」

「であい・ふれあい・わかちあい」をテーマにソチでの活躍を誓う日本選手団。前列右端が小島会長

 6月6、7日にロシア・ソチ市で開かれるミニバレーの国際大会「第1回ソチオープントーナメント」(ソチ市スポーツ体育局など主催)に、日本から2チーム12人が招待された。ミニバレー考案者の小島秀俊全日本協会会長(大樹)を団長に、発祥の地・大樹をはじめ、音更、沖縄の各協会から50~70歳代の会員が訪ロする。男子は「侍」、女子は「桜」と日本を印象付けるチーム名で、ソチでは初の国際大会に挑む。

 2002年、小島会長の講演を聴いたサハリン州立大学のピョートル・パシュコフ教授によって、ミニバレーが初めてロシアに紹介された。05年以降、普及と指導のため小島会長らが何度もロシアを訪問。現在はサハリン州をはじめ国内各地で普及し、地域レベルの大会も行われている。12年には北海道協会とサハリンバレーボール連盟の協力協定も結ばれ、ますます交流が深まっている。

 昨年、一昨年と日本で行われたミニバレージャパンカップにソチ市の関係者がロシアチームとして来日し、母国で大会を開く準備を始めた。国際大会と銘打ち、第1回大会には海外から日本、チェコ、カザフスタンが参加する。日本は十勝協会から11人と沖縄協会1人の布陣。出場について小島会長は「十勝協会(1987年設立)30周年という記念の年にふさわしい事業になる」と話す。

 選手団一行は6月1日に帯広を出発し、空路モスクワ入りする。ボリショイサーカス観覧や市内観光などをして4日にソチへ。表敬訪問と2日間にわたる大会参加の後、10日に帰勝する予定。小島会長はロシアでのミニバレーの広がりを喜び、「ミニバレーを通した市民レベルでの友好・親善を果たしたい」と話している。(折原徹也)

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