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競馬場の走路一新 砂入れ替えで“重馬場”へ

砂の入れ替え工事が行われている帯広競馬場の本走路(1日午後1時半ごろ)

 ばんえい十勝の2014年度開催を13日に控え、帯広競馬場の本走路(全長200メートル)では、1日から砂の入れ替え工事が進められている。9日まで。

 走路上の砂はレースを重ねるたびに摩耗して抵抗力が落ち、スピードの出やすい軽馬場となる。そのため、年度終了後に砂を入れ替えることでばんえい競馬特有の迫力あるレース展開を引き出す他、晴天の日に砂ぼこりが舞うのを防ぐ狙いもある。

 初日は、スタートから第2障害(高さ1・6メートル)手前までの長さ121・3メートルを範囲に設定。幕別産の「ビリ砂利」(粒の大きさ2・5~10ミリ)を10トンダンプで運び込んで重機で砂を敷き詰めた後、走路の高さが一定に保たれるよう、作業員が丁寧に整えている。

 3日までに現行の工事を終え、6日に行われる新馬(2歳馬)対象の「第1回能力検査」を挟み、7~9日に残る第2障害からゴールまでの長さ78・7メートルの砂を入れ替える。ゴール前40メートル地点から30メートルの間に50センチの上り勾配がある「砂障害」は、7日からの工事の際に設ける予定。(小縣大輝)

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