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アイデア満載 忠類そり大会 道内外から36組挑戦

PPAPを取り入れた段ボールそりでレースに挑む参加者(19日午前11時40分ごろ、新井拓海撮影)

 【幕別】段ボール製そりでスピードとデザインを競う「第34回忠類ナウマン全道そり大会」(実行委員会主催)が19日、町忠類白銀台スキー場で開かれた。道内外から36組95人が出場し、ユーモアあふれるそりでコースを滑走して、多くの人が詰め掛けた会場を沸かせた。

 そり大会は旧忠類村の時からの伝統行事。約150メートルを滑走し、速さを競う「スピード賞」と、そりの完成度やデザインを評価する「グッドデザイン賞」の2部門で、同時に評価する。

 今年は酉(とり)年にちなんだ鳥形や、人気ゲーム「ポケモンGO」、ヒット曲「PPAP」にちなんでリンゴとパイナップルを飾りに取り入れたそりが登場。全長5メートルを超える戦車形など、途中でバラバラになるそりもあり、会場の笑いを誘っていた。

 「ドラえもん」のタイムマシン形そりで見事ゴールした清水こずえさん(45)=音更町=は、「6人で、10日間くらいかけて作った。スピードが出て怖かったが、出場するのが夢だったので、かなえられてうれしい」と楽しんでいた。(眞尾敦)

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