[PR] 地元帯広の強みと技術 スマート農業導入を実現
地元の強みと技術生かす 柴野電工社
電気工事業の柴野電工社(帯広市)は計測技術を生かし、農作業を効率化する提案を行っている。温度や湿度などの計測を自動化し、異常があればスマートフォンなどの情報端末に通知する仕組み。相談段階から設置後のアフターフォローまで一貫して行うのが特長で、地元業者のため費用を抑えて施工できる点を強みとしている。
同社は1946年設立。電気設備工事、制御盤設計、遠隔監視システム設置などが事業の柱。
(写真 「スマート化で生産効率がアップする」と話す柴野取締役営業部長)
スマート農業のサービスを企画したのは2021年。設備工事で農家を訪れた際、温度管理の苦労や人手不足など課題を聞き、長年培った計測技術が役立つと考えた。たとえば牛が日ごろ飲んでいる水の性質やハウス内の温度・湿度を測り、異常があるとスマホやパソコンへ通知。管理業務を機械に任せることで、省力化が図れる。
スマート農業の特長は「一連サービス」と「低価格」。提案から設置後の保守まで一貫して同社が担うため、密にコミュニケーションを取りながら運用ができる。システムは希望に応じてオーダーメードで設計する。
費用負担の大きさはスマート農業の普及を妨げる要因とされる。管外の業者は移動費がかかるが、地元業者はその分費用がかなり抑えられる。
農家への本格的な実装はこれからだが、ビート苗を生育するハウス内の温度計測など、相談は徐々に増えている。柴野渉取締役営業部長は「(導入により)経験や勘で行っていた部分の再現性を高めることができる」とサービス普及に意欲を示した。
▼スマート農業、農作業の見える化を体感
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