1年の健康を願う つつじが丘幼稚園で豆まき
節分を前に1日、帯広市内のつつじが丘幼稚園(河合昇男園長、園児241人)で豆まきが行われた。園児たちは職員扮(ふん)する鬼に豆をぶつけ、年の数より1つ多く食べて1年の健康を願った。
午前11時から行われ、職員が節分の紙芝居を読んだ後、河合園長が豆の投げ方を手ほどきし、「鬼に負けないよう力いっぱい投げよう」と呼び掛けた。太鼓の音とともに2体の鬼が登場すると、子どもたちは大騒ぎ。こん棒を持った鬼に「鬼は外」「福は内」と勢いよく豆を投げつけた。
鬼たちが退散した後、同じく職員扮する福の神が園児たちに春の訪れを告げた。年少の坂本琴音ちゃん(4)は「ちょっと怖かったけど、退治できてうれしい」と笑顔を見せた。(松田亜弓)