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「次回作は十勝が舞台」 作家の八木圭一さん講演会

「多くの人に十勝の魅力を伝えられるような作品を書いていきたい」と話す八木さん

 音更町出身のミステリー作家八木圭一さんの講演会「地域活性、郷土愛とエンタメ小説」が27日、帯広市内のとかちプラザで開かれた。八木さんは十勝への思いや次回作への意気込みなどを語り、約90人が聴き入った。

 帯広市民大学講座、帯広大谷短期大学生涯学習プログラム「帯広サテライト教室あおぞら」として、市教委と同短大が主催。八木さんが作家になって以降、故郷の十勝で講演したのは初めて。

 八木さんは初めに「作家としてデビュー(2014年)し、地元の皆さんに応援していただいたことは本当に励みになった」と感謝の言葉を述べた。

 講演では八木さんが大学時代に学んだ地域経済学の視点から、少子高齢化などから起こりうる地方の衰退を問題提起し、再び創生するためのヒントとして、道東の架空の町を舞台とした仙川環さんの「ししゃも」など11のエンタメ小説を紹介。自身の作家活動についても「次回作は十勝が舞台。その物語の力を使って十勝の魅力を存分に伝えたい」と語った。

 八木さんの講演会は、29日午後6時から帯広市図書館でも開かれる。道書店商業組合十勝支部の主催で定員80人。入場無料だが、整理券が必要。問い合わせは同支部(0155・23・5991)へ。(長尾悦郎通信員)

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