「苦いけどおいしい!」 帯広東幼稚園ひな祭りで茶会
桃の節句の3日、帯広東幼稚園(新田成子園長、園児158人)で園児たちのお茶会が催された。
ひな祭りは茶道において重要な行事の一つで、この日に合わせて全国で「ひな茶会」が開かれている。同幼稚園では2000年ごろから恒例行事として取り組み、この日は園内の遊技場を茶室に見立て、園児たちがクラスごとに参加した。
裏千家淡交会帯広支部会員の竹下宗裕さんや、新田園長がお茶をたてた。竹下さんは園児たちに(味わうときは)茶わんの模様のある面では飲まないよう、時計回りに2回、回す」などと作法を説いた。
園児たちは教わった通りにお茶を口にし、「ありがとうございました」とお礼を述べた。中には「お代わり!」と、元気よく返事する子どももいた。年長の福島獅悠(しゆう)ちゃん(6)は「お茶は苦かったけど、お菓子と同じくらい好き」と満足そうに話していた。(大木祐介)
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