ザ・本屋さん社長セレクト!おすすめ本2冊セットを1名様にプレゼント!
「出口のない海」回天という兵器はなんとも恐ろしい兵器だと思いました。しかも兵器の乗るのは若い男性で、人間が武器の一部になり死んでいくという決死の攻撃。
夢も希望も打ち砕かれて祖国のために感情を揺さぶられ、死を身近に感じて、やがて死ぬ理由を見つける。改めて回天という兵器の恐ろしさ、戦争の愚かさ、そして夢を成し遂げた主人公の底力。戦後80年の今年に改めて読んでほしい1冊です。
(ザ・本屋さん社長・高橋智信さんコメント)
■横山秀夫
1957(昭和32)年、東京生れ。国際商科大学(現・東京国際大学)卒。上毛新聞社での12年間の記者生活を経て、作家として独立。1991(平成3)年、『ルパンの消息』がサントリーミステリー大賞佳作に選出される。1998年「陰の季節」で松本清張賞を受賞する。2000年、「動機」で日本推理作家協会賞を受賞。2021年11月現在、最も注目されるミステリ作家のひとりである。『半落ち』『顔 FACE』『第三の時効』『クライマーズ・ハイ』『看守眼』『臨場』『出口のない海』『震度0』『64』『ノースライト』などの作品がある。
「銃」銃に魅せられた青年が狂っていく様を描いた作品。主人公が銃に取り憑かれて徐々に正気を失っていくのはリアルな感じでした。その彼の狂気は元々彼の中にあって、拳銃は単なる引き金でしかなかったのではと思いました。それが衝撃のラストが物語っていました。
まるで自分が銃で撃たれたような感じになる1冊です。
(ザ・本屋さん社長・高橋智信さんコメント)
■中村文則
1977(昭和52)年、愛知県生れ。福島大学卒業。2002(平成14)年、「銃」で新潮新人賞を受賞してデビュー。2004年、「遮光」で野間文芸新人賞、2005年、「土の中の子供」で芥川賞、2010年、『掏摸(スリ)』で大江健三郎賞を受賞。同作の英語版『The Thief』はウォール・ストリート・ジャーナル紙で「Best Fiction of 2012」の10作品に選ばれた。2014年、日本人で初めて米文学賞「David L. Goodis 賞」を受賞。他の著作に『悪意の手記』『最後の命』『何もかも憂鬱な夜に』『世界の果て』『悪と仮面のルール』『王国』『迷宮』『惑いの森』『去年の冬、きみと別れ』『A』『教団X』がある。
【応募詳細】
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