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生涯現役
〈第1回〉シニア世代軟式野球チーム
「帯広シニアスターズ」
十勝唯一となるシニア世代の軟式野球チーム「帯広シニアスターズ」＝邦昴名誉会長（92）、三浦公一会長（81）、部員41人＝が元気だ。今季は60歳以上の還暦チームと70歳以上の古希チームが各種大会で健闘した。1997年4月の創立から20年が経ち、当時からのメンバーもいるが旗印は「生涯現役」。和気あいあいではなく、あくまで勝ちにこだわる選手たちの意気盛んな姿を追いかけた。
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「いざ、出陣」。ベンチ前に整列するナイン=8月「北日本古希大会」山形セブンティーンズ戦（札幌・円山球場）
「おーい、大丈夫か」。仲間のハッスルプレーにベンチの仲間も笑顔=6月21日「北海道古希野球大会」室蘭さすがアクターズ戦（札幌・美香保球場）
「ナイスバッティング!」盛り上がる選手たち=6月21日「北海道古希野球大会」室蘭さすがアクターズ戦（札幌・美香保球場）
「もう、走れん」。三塁ベースに座り込む井上茂さん（左、83）=6月21日「北海道古希野球大会」滝川名球会シニアーズ戦（札幌・美香保球場）
「気持ち〜い」。勝利に貢献した坂田実さん（手前、80）が、林芳章監督からねぎらいのマッサージ=6月21日「北海道古希野球大会」室蘭さすがアクターズ戦（札幌・美香保球場）
「元気かい?」。久しぶりに再会するライバルチームでも会場では談笑する場面も=6月21日（札幌・美香保球場）
「当時はこんなに立派な球場じゃなかったけど、懐かしい」。帯柏葉野球部だった三浦公一さん（81）は、63年ぶりに円山球場の土を踏んだ=8月19日
「宝物」還暦を迎えた誕生日に息子たちから贈られた記念のグラブ。あれから17年、田村紀人さんは今でも大切に使っている
「無理せず、頑張って」。ネット裏の応援席で家声援を送る家族や知人ら姿も=6月「北海道古希大会（札幌・美香保球場）
「野球が楽しくて」。たとえ味方がエラーをしても「ドンマイ!」と励ましピンチを切り抜ける笠谷直樹さん（69）=6月11日「北海道還暦野球大会」旭川グランパーズ戦（岩見沢・栗沢球場）
32チームが参加した「第10回北日本古希大会」。帯広シニアスターズも参戦=8月18日（札幌・円山球場）
ケガ予防のため、ストレッチには時間かける選手たち。
この日、帯広の最高気温は37度。熱中症対策は万全でも無理は禁物。日陰で頭を冷やす大貫陽弘さん（75）=7月7日
ヒットを狙い、打席で構える伊藤宣孝さん（81）=8月19日「北日本古希野球大会」山形セブンディーズ戦（札幌・円山球場）
一塁へ全力疾走をする西本郁夫さん（73）=7月
鋭い当たりを見せる金曽克己さん（64）=6月11日「北海道還暦野球大会」旭川グランパーズ戦（岩見沢・栗沢球場）
家族の支えに感謝。ユニフォームにアイロンをかける林芳章さん（77）の妻・昌子さん（同）
会心の当たりで出塁した吉田精治さん（左、70）相手の選手からも「ナイスバッティング!」=8月19日「北日本古希野球大会」山形セブンディーズ戦（札幌・円山球場）
還暦チームの坂野松四郎さん（右、62）の冴え渡る守備=6月11日「北海道還暦野球大会」旭川グランパーズ戦（岩見沢・栗沢球場）
喜井昭さん（右、81）と坂田実さん（80）は、元帯三条野球部で同級生。二人は50年ぶりに同じユニフォームを着て野球を楽しんでいる
気合いを入れて打席へ向かう藤本鉄男さん（71）=6月21日「北海道古希野球大会」室蘭さすがアクターズ戦（札幌・美香保球場）
球場に足を運び練習風景を見つめる、邦昴名誉会長（92）
狭いバス移動だけど、仲間と過ごす時間は楽しい=8月18日「北日本古希野球大会」（札幌・円山球場）
合後にはベンチ前でエールの交換=8月19日「北日本古希野球大会」山形セブンディーズ戦（札幌・円山球場）
思わぬ連勝に緊急事態発生。試合後に今夜のホテル探しに奮闘=6月21日（札幌・美香保球場）
試合前にキャッチボールで肩慣らしをする田村紀人さん=8月19日「北日本古希野球大会」山形セブンディーズ戦（札幌・円山球場）
守備練習でボールをキャッチする秋江忠さん（82）
初夏。タンポポが咲く芝生の上をランニング=5月31日
須田倫さん（67）。ボールを投げる鋭いそのまなざしは、まるで高校球児のよう=7月5日
生涯現役ー。今期の活動を開始した帯広シニアスターズのメンバー
青空と夏雲が広がる下で、鋭いスイングで快音が響=7月
青空の下、快音を響かせ打撃練習
大会を目前に控え、気合いを入れてダッシュをする還暦チーム=5月31
仲間の期待を背負って、フルスイング。会心の当たりを見せる藤本鉄男さん（71）=6月「北海道古希野球大会」室蘭さすがアクターズ戦（札幌・美香保球場）
田中樹世美さん（70）は3世代の野球一家。野球少年団で活躍する孫の天磨君（小5）と晴親君（小3）の成長を見守り、自らも野球に打ち込んでいる
病気を克服し復帰後、初の公式戦でマスクをかぶった中川雅晴さん（70）=8月19日「北日本古希野球大会」山形セブンディーズ戦（札幌・円山球場）
