大自然に包まれた十勝の景観は、四季を通じて彩りを変える。秋が深まるこの季節は、市街地の街路樹や山野の木々が赤や黄に色づき、大地が雪に覆われるまで色彩豊かに演出する。雄大な景観を特集する「とかち花めぐり」の第三弾「秋編」では、金色に染まる十勝の紅葉スポットを写真や動画、ドローン空撮などで紹介する。
岩内仙境
ピョウタンの滝・札内ダム周辺
三国峠
福原山荘
1
上士幌町
9月下旬~10月上旬
道内を走る国道の標高最高点(1139メートル)でも知られている。紅葉に染まる樹海の中を美しいカーブを描きながら延びる道路がアクセントになっている。頂上の展望台からは紅葉の大パノラマを見ることができる。
3
鹿追町
10月上旬〜中旬
湖の標高は約810メートルで、道内にある自然湖の中では最も高い位置にある。原生林に囲まれた湖畔では、赤く染まったナナカマドやシラカバの黄色い葉が太陽の光を受け、まばゆいばかりに輝く。温泉街から遊覧船が運航している。
4
鹿追町
10月中旬
8万5000平方メートルの敷地に植えられたモミジ300本が赤や黄色に染まる。福原記念美術館が管理しており、2007年から紅葉の時期に一般公開されている。敷地内でも特に「彫刻の池」が人気で、鏡のように水面に映し出されるモミジが見所。
5
足寄町
10月上旬〜中旬
阿寒国立公園内にある湖で、エメラルドブルーに見える湖面は神秘的。雌阿寒岳と阿寒富士の山腹を彩る紅葉が湖に反射して美しい。北海道の中でもアカエゾマツなどの原生林が残された数少ない場所の一つ。
7
帯広市
10月中旬〜下旬
日高山麓に位置し、帯広市を代表とする紅葉の名所として知られている。最盛期にはカエデやカシワなどが色づく。つり橋から見える滝も見もの。秋には恒例の「もみじまつり」が開かれ、多くの行楽客でにぎわう。
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