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動物園のあるまちプロジェクト

第10回

武井小百合さん

飼育展示係/ミニチュアホース、ハト、オシドリ

ミニチュアホースの散歩



 ミニチュアホースは、小型の馬「ポニー」の一種で、アメリカで品種改良されました。現在、動物園にはポーリー(雄、15歳)、モコ(雌、14歳)、ポコリン(雌、7歳)の3頭がいます。ポコリンは、ポーリーとモコの子どもです。

 夏期開園中の土・日曜・祝日には、来園者と触れ合えるように、お散歩をしています。ミニチュアホース舎から出発し、新サル舎を通って正門の方まで歩いて1周。その中で来園者と触れ合える機会を設けています。動物に接して、その温かさやにおいを感じてほしいと思います。

 通常は飼料として乾草を与えていますが、お散歩のときは放飼場から出て周囲に生えている大好物の青草を食べられるので、それをとても楽しみにしています。

 ミニチュアホースは野生ではなく、愛玩動物や盲導馬として改良されたので、体に触れるなど積極的にコミュニケーション取ることを心がけています。お散歩は、ミニチュアホースにとってもさまざまな経験する場であり、経験の幅も広がります。今後も続けていきたいと思いますので、4月末の夏期開園後はぜひ動物園に足を運んでください。

 お散歩は、天候や作業などの理由で中止になる場合があります。詳細は当日のおびひろ動物園のホームページを確認してからご来園ください。

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