現場で紙面検索…アプリ活用
身近な情報が会話の引き出し
十勝シティデザイン 代表取締役
ホテルヌプカ 総支配人 坂口琴美さん
電子版をどのように使っていますか。
もう何年も前、東京にいたころ(2015年まで在住)から使っています。飲食店を経営していたので農家とのつながりが深くて、農業から消費者への流れに関心がありました。 1日のうち、ランダムなすき間時間にスマホアプリで読みます。どんなトップ記事が出ているのかをまず見て、ざっと他のタイトルやキャッチーな写真を見たり。現場で紙面が読めない時に、紙面ビューアーも見たり、最近は新型コロナウイルスの情報。あとは知っている方のコラムなどですね。地域に貢献してくれている人たちの文章は、身近な存在なだけに言葉として入ってきやすい。
情報はどのように役立っていますか。
十勝は知り合いの知り合いがもう知人、友人というくらい人の関係が近い地域ですから、共通の会話の引き出しにもなります。人と接するのに加えて、かちまいの情報がより多くの引き出しを作ってくれている。おくやみ情報は、大切な人の誰かに何かがあったら、と生活の一部として見ています。 地域に深く根ざしたメディアだからこそ、日ごろ必要な情報が身近にある。自分と関わりのある人や子どもたちが載るとうれしい。その確率も高い。地域をつないでくれており、新聞の原点でしょう。かちまいでなければ読めないものがあって、独特で読み続けたくなるメディアです。