十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2024年11月号

特集/レトロかわいい十勝

おうちごはん塾(181)「海老の吹き寄せ焼き」

縁起の良い食材で運気UP!
<材料>(2人分)

◆有頭エビ……4尾
◆A
 栗……………2個
 生シイタケ…1個
 タケノコ……少量
 三つ葉の茎…2本
◆B
 卵黄…………1個
 こめ油…小さじ2
 砂糖…………少々
 塩……………少々

<作り方>
(1)エビは背ワタを取る。殻のまま背開きし、塩水で洗う。尾から頭に向けて竹串を打つ。背の部分を開き、器を作る。(ハサミを使うと便利)
(2)Aの材料を5mm大のさいの目切りにする。
(3)Bを混ぜ合わせ、Aと和える。
(4)(1)のエビを200℃に温めたオーブンで6分焼く。(3)の具を載せて再び200℃のオーブンで6分焼く。(竹串は温かいうちに抜く)




<もう一品!>
鯛の昆布締め

<材料>(2~3人分)
◆タイ(刺身用切り身)…1柵
◆昆布(20cm)………3枚
◆酒……………………50ml
◆塩…………………………少々

<作り方>
(1)昆布の砂や汚れを取る。白い部分はうま味なので取らない。
(2)ガーゼやペーパータオルに酒を含ませ、昆布の表面を満遍なく湿らせる。
(3)昆布に少々塩を振る。昆布に1切ずつタイを並べ、上から塩を少々振る。上に昆布を1枚載せて挟み、ラップで包む。軽い重し(皿)を載せて4時間ほど冷蔵庫で寝かせる。昆布に挟んでおくのは1日を限度とし、タイはできるだけ早く食べきる。酢の物やカルパッチョにも応用できる。

<今回の先生>
料理教室講師 及川孝子さん


「エビには『腰が曲がるまで健康長寿を願う』という意味が込められています。タイは『めでたい』として、紅白で縁起が良い食材です」

おうちごはん塾
家庭でも簡単に作れるメニューを3人の先生が紹介する、Chaiの連載です。

※フリーマガジン「Chai」2024年1月号より。
※写真/辰巳勲。写真の無断転用は禁じます。