十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2024年11月号

特集/レトロかわいい十勝

おうちごはん塾(160)「華やかばら寿司」

桃のお節句、おもてなしにどうぞ!
<材料>(4人分)

◆米……………………………………2合
◆水……………………………380ml
◆五目すしの素(市販)
◆A
 ウナギかば焼き(市販)……150g
 酒………………………………大さじ1
◆B
 しらす干し………………………50g
 酢………………………………小さじ1
◆C(鯛そぼろ)
 鯛………………………………100g
 塩………………………………小さじ1
 砂糖……………………………大さじ2
 酒………………………………大さじ4
 食紅…………………………………微量
◆D(色紙卵)
 全卵……………………2個+黄身1個
 砂糖……………………………小さじ1
 塩……………………………ひとつまみ
◆木の芽・グリーンピース・ガリ…適宜
◆白ごま…………………………大さじ2

<作り方>
(1)あらかじめ具を用意する。
A:かば焼きは5mm角に切り、酒を振り温める。
B:しらす干しに酢を振り混ぜる。
C:鯛は7分ほど茹でて身をほぐし、さらしに包んで水洗いして水気を絞る。小鍋に入れ、調味しながら、束ね箸で煎り付ける。
D:砂糖と塩を混ぜた卵を薄焼き卵にして8mm角の色紙切りにする。
(2)分量の水を加えて炊きあがった米に五目すしの素を入れて軽く混ぜる。
(3)すしおけなどの大きな器に(2)を入れ、A、Bと白ごまを加える。大きく切るように混ぜ、上下を返す。
(4)(3)を器に盛り、Cを一面に広げた上にDを載せ、木の芽、グリーンピース、ガリを散らす。



<もう一品!>
ホタテ貝柱の吸い物
<材料>(4人分)

◆ホタテ貝柱………………8個
◆菜の花……………………4本
◆水……………………4カップ
◆昆布……………10cm2枚
◆A
 塩………………小さじ2/3
 薄口しょうゆ…小さじ2/3
 みりん…………小さじ2/3
◆B(水溶き片栗粉)
 片栗粉………………小さじ4
 水……………………大さじ2

<作り方>
(1)ホタテ貝柱は、厚さの半分に切り込みを入れて開く。
(2)菜の花を湯がいて3cmに切る。
(3)鍋に昆布と水を入れ30分漬けておき、火にかけて沸騰直前に昆布を引き出す。
(4)(3)に(1)を入れて、さっと熱を通し、取り出す。
(5)(3)をAで調味し、Bでとろみをつける。
(6)椀に(2)と(4)を盛り、熱々の(5)を注ぐ。


<今回の先生>
料理教室講師 及川孝子さん


「ばら寿司の具は、温めてから混ぜると米となじみやすくなりますよ。すし飯はうちわであおぐとつやが出ます」

おうちごはん塾
家庭でも簡単に作れるメニューを3人の先生が紹介する、Chaiの連載です。

※フリーマガジン「Chai」2022年3月号より。
※写真/辰巳 勲。写真の無断転用は禁じます。