十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2024年11月号

特集/レトロかわいい十勝

おうちごはん塾(155)「豆腐ステーキ☆根菜あんかけ」

季節の変わり目に体を温める
<材料>(4人分)

◆豆腐…………1丁
◆自然海塩……適量
◆小麦粉………適量
[あん]
◆ゴボウ………50g
◆ダイコン……30g
◆ニンジン……20g
◆マイタケ……50g
◆ナガネギ……25g
◆植物油………大さじ1
◆水……………1カップ
◆昆布…………5cm角
◆自然海塩……小さじ1/2
◆酒……………大さじ1
◆しょうゆ……大さじ1
◆くず粉………10g
◆水……………大さじ1

<作り方>
(1)豆腐は6つに切り分け、キッチンペーパーにくるんで水を切っておく。
(2)ゴボウはたわしでさっと洗って、ささがきにする。※あく抜きはしない。
(3)ニンジンとダイコンは千切り、ナガネギは斜め薄切り、マイタケはほぐしておく。
(4)鍋に植物油を熱し、ゴボウをよく炒める。香りがたってきたら、ダイコン、ニンジンを加えてさっと炒める。
(5)分量の水と昆布を加えて根菜に火が通ったら、自然海塩小さじ1/2、酒、しょうゆ、ナガネギ、マイタケを加え、ひと煮立ちさせる。
(6)煮立っている(5)に、水で溶いたくず粉を3回に分けて流し入れ、とろみをつける。
(7)(1)の豆腐に適量の自然海塩で下味をつけ、小麦粉をまぶしてフライパンで焼き付ける。
(8)(7)を器に盛り、(6)のあんをかける。

<ポイント>
くず粉は「葛の根」から取れるでんぷんです。体を温めて免疫を高める他、解熱を促す働きもあり、昔から薬としても使われてきました。とろみをつけるときは煮立っているところに少量ずつ回し入れます。


<今回の先生>
渡辺文子さん
2児の母。食の発信を柱にしたサロン「縁が和」を主宰している。サロンにて雑穀料理サークルも開催。

「豆腐の代わりに白身魚でもおいしくできます」


おうちごはん塾
家庭でも簡単に作れるメニューを3人の先生が紹介する、Chaiの連載です。

※フリーマガジン「Chai」2021年10月号より。
※写真/スタジオイッセイ・高橋一生。写真の無断転用は禁じます。