十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2024年11月号

特集/レトロかわいい十勝

おうちごはん塾(107)「ゴボウのディップとスープ」

野菜のうま味際立つ
【ゴボウのディップ】
<材料>(2~3人分)

◆ゴボウ…200g
◆なたね油…大さじ2
◆水…200cc
◆自然海塩…ひとつまみ
◆みそ…40g
◆豆乳…50g
◆蒸し野菜
 ゴボウ、ニンジン…各50g
 ジャガイモ…100g
 ※この他、ブロッコリーやダイコンなど好みで
◆パン…適量

<作り方>
(1)まずディップを作る。ゴボウは皮付きのまま斜め薄切りにする。
(2)鍋になたね油を熱し、①を中火でよい香りになるまで炒める。
(3)水と塩を加え、煮汁がなくなり軟らかくなるまでコトコト煮る。
(4)(3)をフードプロセッサーでペースト状にし、みそ、豆乳を加えて味を調える。
(5)蒸し野菜を作る。野菜を皮付きのまま乱切りにし、重量の1%の塩をまぶして約15分蒸す。
(6)野菜とパンを皿に盛り付け、ディップを添える。

【ゴボウのスープ】
<材料>(2人分)

◆ゴボウのディップ…100g
◆タマネギ…50g
◆豆乳…200g
◆油…適量
◆パセリ…適量

<作り方>
(1)タマネギをみじん切りにする。
(2)鍋に油を熱し、①をしっかり炒める。
(3)ゴボウのディップと豆乳を入れて温める。
(4)沸騰直前に火を止めて、塩で味を調える。
(5)器に盛ってパセリを散らす。

<ポイント>
蒸し野菜や根菜は重量の1%、葉ものはひとつまみの塩をまぶすと、おいしく蒸し上がります。

<今回の先生>
渡辺文子さん
2児の母。自宅で雑穀料理サークル「縁が和」を開き、食の発信を柱にしたサロン「縁が和」を主宰している。



おうちごはん塾
家庭でも簡単に作れるメニューを3人の先生が紹介する、Chaiの連載です。

※フリーマガジン「Chai」2017年10月号より。
※写真/スタジオイッセイ・高橋一生。写真の無断転用は禁じます。