十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2024年11月号

特集/レトロかわいい十勝

おうちごはん塾(130)「大根カレー」

季節の変わり目に。胃に優しい
[大根カレー]
<材料>(4人分)

◆ダイコン…1/2本
◆ダイコンの葉…200g
◆鶏ひき肉…200g
◆タマネギ…1個
◆だし汁(カツオ、コンブ)…3カップ
◆サラダ油…大さじ1
◆カレールー(下記で作った自家製のもの)…大さじ5

<作り方>
(1)ダイコンは皮をむき、1.5㎝角に切る。ダイコンの葉はさっとゆでてみじん切りにし、塩を振っておく。
(2)タマネギは薄切りにする。
(3)フライパンで油を熱し、タマネギが色づくまで炒める。鶏ひき肉、ダイコンを炒め、だし汁を注いでダイコンが軟らかくなるまで煮る。
(4)(3)に自家製のルーを加え、弱火で20分ほど煮込む。ダイコンに味が染みるまで、少し時間を置くとおいしくなる。
(5)皿にご飯とカレーを盛りつけ、ダイコンの葉を彩りよく散らす。

<ベースはこれ!>
[自家製ルー]
<材料>(15皿分)

◆A…小麦粉110g、サラダ油100ml
◆塩…20g
◆ B…コンブだし(顆粒)小さじ2、カレー粉30g、オリゴ糖大さじ4、ショウガ(すり下ろし)1片、ニンニク(すり下ろし)2片、トマトペースト(市販、裏ごしトマトの濃縮)70g、しょうゆ大さじ2

<作り方>
(1)フライパンにAを入れ、へらでよく混ぜてから中火にかける。
(2)へらがサラッと軽くなってきたら、薄茶色になるまで炒める。
(3)火を止めて塩を加えてよく混ぜる。
(4) (3)にBを順番に加え、その都度よく混ぜる。
(5)再び火にかけ、練りながら加熱する。
(6)熱いうちに容器に移し、粗熱が取れたら冷蔵庫に入れる。3日後から使える。

完成したルー(手前)は、油の種類や塩分調整も自在。いろいろな料理で使えます。
※冷蔵庫で約2カ月保存可。カレーを作るときは水200mlに対し、ルー30gが目安

<今回の先生>
料理教室講師 及川孝子さん

体調がすっきりしないときはメリハリのある味付けが好まれます。カレーの具を変えて夏から秋を乗り切りましょう。


おうちごはん塾
家庭でも簡単に作れるメニューを3人の先生が紹介する、Chaiの連載です。

※フリーマガジン「Chai」2019年9月号より。
※写真/辰巳勲。写真の無断転用は禁じます。