十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2024年5月号

特集/はさんでおいしいLet'sサンド!

おうちごはん塾(133)「バラの花ずし入りのデコレーションずし」

クリスマスを手巻きで華やかに
[バラの花ずし]
<材料>(手巻き1本分)

◆米…1合(180㏄)
◆ 焼きのり…1.5枚
◆卵…2個
◆ホウレンソウ…2株
◆そぼろ(桜でんぶ、市販)…10g
◆ 紅ショウガ(市販)…15g
◆カリカリ梅(市販)…15g
◆すし酢…酢20g、砂糖10g

<作り方>
(1)薄焼き卵を2枚焼く。
(2)ホウレンソウはゆでて、下味のしょうゆ(分量外)を振っておく。
(3)米は少し固めに炊き上げ、酢と砂糖を合わせたすし酢を混ぜて、すし飯を作る。そのうち40gを取り分け、そぼろを混ぜて桃色のすし飯にする。
(4)バラの花部分を作る。巻きすの上に①の薄焼き卵のうち1.5枚分を重ねて縦長の面になるように置き、③の桃色すし飯をパラパラと広げる。その上に千切りにした紅ショウガと、みじん切りにしたカリカリ梅を散らし、巻きすで手前からしっかりと巻き込む。
(5)焼きのり1枚は短い辺が手前になるように置く。のりの奥1.5㎝は空けて、残りのすし飯を全体に広げる。
(6)のり0.5枚を縦半分にし、のり全形(1枚)の1/4を1本作る。残ったのりで全形の縦1/6も1本作る。⑤の中央に④を載せ、その手前にはしで2本の溝をつけ、奥にも溝1本を作る。手前2本の溝に1/4ののりをはめ込むように置き、奥の溝には1/6ののりをはめる。のりの上にそれぞれホウレンソウを置く(ポイント参照)。
(7)⑥を手前側から奥まで、ひと巻きで巻き込む。
(8)全体を6つに切り分ける。

[デコレーションずし]
◆ バラの花ずし(1本を切り分けたもの)…6切れ
◆カルフォルニア巻き…6切れ
◆イクラ軍艦巻き…6個
◆スモークサーモン…3切れ
◆錦糸卵(バラの花ずしで余った薄焼き卵0.5枚分で作る)…適量
◆レタス、イチゴ…各適量

<盛りつけ例>
(1)大きさと高さが違う円形の器を活用し、段差を付けてケーキのように各すしを置く。
(2)中央に錦糸卵を敷き、スモークサーモンをバラの花びらのように飾る。レタスやイチゴも彩りよく飾って完成。

<今回の先生>
料理教室講師 及川孝子さん

今回は工程が複雑なバラの花ずしの作り方のみを紹介します。他のすしは市販のものを使うと、より手軽にできますよ。


おうちごはん塾
家庭でも簡単に作れるメニューを3人の先生が紹介する、Chaiの連載です。

※フリーマガジン「Chai」2019年12月号より。
※写真/辰巳勲。写真の無断転用は禁じます。