内なる世界への入り口「頭足人」~あのね、こどもはね(9)高橋由紀雄氏
なぐり描きがたくさん経験できると、線と丸が描けるようになります。子どもはその組み合わせだけでいろいろなものを生み出しますが、その一番の成果が頭足人(とうそくじん)です。
丸を三つ組み合わせるだけで顔ができ、そこに線が数本加わるだけで人になります。「これは誰?」と尋ねると、「ママ」と答えてくれる感動の瞬間が訪れます。
子どもの認識がベースなので、顔に付いていると気付いたものが反映さ
丸を三つ組み合わせるだけで顔ができ、そこに線が数本加わるだけで人になります。「これは誰?」と尋ねると、「ママ」と答えてくれる感動の瞬間が訪れます。
子どもの認識がベースなので、顔に付いていると気付いたものが反映さ
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あのね、こどもはね
帯広大谷短期大学の5人の先生による寄稿。社会福祉科子ども福祉専攻 滝澤真毅教授、同 青木謙介准教授、同 高橋由紀雄講師、看護学科 嶋田純助教、同 小林謙一助手。