COCOCORO大西哲也のなまらおいしいひと工夫「ローストビーフ」
十勝毎日新聞をご覧の皆さまこんにちは。クッキングエンターテイナーの大西哲也です。
今日は、クリスマスや大みそかに大活躍。最近はおせち料理にも人気の「ローストビーフ」のこつを紹介します。
ローストビーフは、すごく簡単なのにすごく手間がかかっていそうに見えてみんなに褒められるとてもお得な料理です。「外側は焼けているけれど、中はレアなかたまり肉」がローストビーフです。このレアというのは何かと言うと、”ちょうどいい半生”です。食感も歯切れよくうま味と肉汁が凝縮されている状態ですね。これが難しい。火入れが甘いとかみ切れないし火を入れ過ぎるとパサパサになる。
肉をおいしく調理するには、タンパク質を加熱で変性させるという考え方が必要になります。50度以上で「ミオシン」が変性しグニグニがプリプリの食感に、66度以上で「アクチン」が破壊され、水分が逃げるため固くなります。つまりなるべく66度以上にしないことが大切なのです。じゃあどうすればいいかと言うと、肉を密閉袋に入れて70度くらいのお湯で湯煎で調理すればよいのです。そんな火加減難し過ぎるよって? それがあるんですね。炊飯器の「保温」です。どの機種も大体70度くらいに設定されています。
1リットルの熱湯に300ccくらいの十勝の冷たい水道水を入れたら70度ちょっとになります。これを炊飯器に入れて保温スイッチオン。塩、コショウを振った牛かたまり肉を密閉袋に入れて湯煎で60~90分入浴すればOKです。
このままでも食べられますが、フライパンやバーナーで外側に焼き色をつけてやると、香ばしくてよりそれっぽいローストビーフになります。味付けはわさびじょうゆがオススメですね。北海道の特産品”山わさび”がすごく合いますよ!
コロナも大変ですが、これを食べて良い年末年始をお過ごしください。今年もありがとうございました!
動画ではより細かく解説しておりますので合わせてご覧ください。それでは、したっけ!
YouTube「COCOCOROチャンネル」
★今回の動画はこちら
今日は、クリスマスや大みそかに大活躍。最近はおせち料理にも人気の「ローストビーフ」のこつを紹介します。
ローストビーフは、すごく簡単なのにすごく手間がかかっていそうに見えてみんなに褒められるとてもお得な料理です。「外側は焼けているけれど、中はレアなかたまり肉」がローストビーフです。このレアというのは何かと言うと、”ちょうどいい半生”です。食感も歯切れよくうま味と肉汁が凝縮されている状態ですね。これが難しい。火入れが甘いとかみ切れないし火を入れ過ぎるとパサパサになる。
肉をおいしく調理するには、タンパク質を加熱で変性させるという考え方が必要になります。50度以上で「ミオシン」が変性しグニグニがプリプリの食感に、66度以上で「アクチン」が破壊され、水分が逃げるため固くなります。つまりなるべく66度以上にしないことが大切なのです。じゃあどうすればいいかと言うと、肉を密閉袋に入れて70度くらいのお湯で湯煎で調理すればよいのです。そんな火加減難し過ぎるよって? それがあるんですね。炊飯器の「保温」です。どの機種も大体70度くらいに設定されています。
1リットルの熱湯に300ccくらいの十勝の冷たい水道水を入れたら70度ちょっとになります。これを炊飯器に入れて保温スイッチオン。塩、コショウを振った牛かたまり肉を密閉袋に入れて湯煎で60~90分入浴すればOKです。
このままでも食べられますが、フライパンやバーナーで外側に焼き色をつけてやると、香ばしくてよりそれっぽいローストビーフになります。味付けはわさびじょうゆがオススメですね。北海道の特産品”山わさび”がすごく合いますよ!
コロナも大変ですが、これを食べて良い年末年始をお過ごしください。今年もありがとうございました!
動画ではより細かく解説しておりますので合わせてご覧ください。それでは、したっけ!
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COCOCORO大西哲也のなまらおいしいひと工夫
十勝毎日新聞をご覧の皆さま、はじめまして。クッキングエンターテイナーの大西哲也と申します。本別町出身で、今は東京で飲食店を経営しながらYouTubeで料理動画を配信したり、料理で人に喜んでもらうためにさまざまな活動をしております。これから時々このせいかつ掲示板で料理のお話をさせていただきます。よろしくお願いいたします。