十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2025年8月号

特集/夏の学びチャレンジ

COCOCORO大西哲也のなまらおいしいひと工夫「冷やし中華のタレ」

 かちまいをご覧の皆さま、こんにちは。クッキングエンターテイナーの大西哲也です。今月もよろしくお願いいたします。このコーナーでは、料理をもっとおいしく・楽しくする“ひと工夫”を、分かりやすく解説しています。「なるほど!」と納得できると、料理の腕がぐっと上がりますよ。

 さて、暑くなってくると食べたくなるのが「冷やし中華」ですね。でも、こんなことありませんか? 市販のタレを買っても余ってしまい、気づけば賞味期限が切れていた…なんてこと。

 そんなときにお薦めなのが、基本の調味料だけで作れる「冷やし中華のタレ」です。無添加で、自分好みの味に調整できるのもうれしいポイント。今回は、家族4人分ほどの分量をご紹介します。

■冷やし中華の基本ダレ(約4人分)
・薄めの鶏がらスープ…180ミリリットル
・しょうゆ…90ミリリットル
・酢…90ミリリットル
・砂糖…大さじ3(約45グラム)
・おろししょうが…大さじ1(約15グラム)
・ごま油…大さじ1(約15グラム)

 これらをしっかり混ぜるだけ。甘めが好きな方は砂糖を少し増やしても良いですし、酸味を控えたい方は酢を少なめにして調整してみてください。鶏がらスープは顆粒(かりゅう)を薄めてもよいですし、無添加にこだわる方は、自家製のだしや野菜スープでもおいしくできます。

 冷蔵庫で保存すれば、賞味期限は1週間ほど。作り置きしておけば、急な暑さにもぱぱっと対応できますよ。手作りタレで、今年の夏もおいしく、楽しく乗り切りましょう!

 動画でより詳しく解説しておりますのでご覧ください。

【裏ワザ】
 簡単なコツを抑えれば劇的に変わる!プロが教える本格絶品冷やし中華の作り方!【はじめました】【夏】Vol.70

 それではまた来月。したっけ!

<おおにし・てつや>
 1982年本別町生まれ。本別高、専門学校を卒業後、自動車整備士、旅行会社の添乗員などを経て、2016年3月に趣味の料理で旭川市にて起業。「0024(おおにし)クッキングスタジオ」として出張料理・ポップアップレストラン等の活動の後、2017年3月東京都調布市にて合同会社teamsupportと共同でダイニングバー「COCOCORO」を開店。著書に「COCOCORO大西哲也のドヤ飯」「COCOCORO大西哲也の神だれ無限レシピ」(大和書房)、「COCOCORO大西哲也のレンチン レベチ飯」(扶桑社)。

COCOCORO大西哲也のなまらおいしいひと工夫

 十勝毎日新聞をご覧の皆さま、はじめまして。クッキングエンターテイナーの大西哲也と申します。本別町出身で、今は東京で飲食店を経営しながらYouTubeで料理動画を配信したり、料理で人に喜んでもらうためにさまざまな活動をしております。これから時々このせいかつ掲示板で料理のお話をさせていただきます。よろしくお願いいたします。

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