夏の学びチャレンジ(3)「Chai的自由研究 調べてみよう!~帯広市野草園」
「調べる」ことから始める自由研究は、新しい発見がいっぱい。十勝の施設や資料を活用して、自分だけの調査レポートをまとめよう。
発見がいっぱい!
自然と触れ合おう
発見がいっぱい!
自然と触れ合おう
約4万3530平方メートルの敷地の中に370種類の植物が生息し、季節の移ろいとともに装いを変える野草園。開拓当初の自然風景が残っており、貴重な野草樹木を保存し、市民の散策の地として1958(昭和33)年7月に開園した。
園内を歩いていると、いたるところに植物名を記した案内板が登場する。その植物が生えてくる場所に置かれているため、芽生え、つぼみ、種子など植物の成長を知ることができる。また「園内を流れる『ウツベツ川』には毎年9月下旬になるとサケの仲間『サクラマス』が産卵のために約90キロメートル離れた海から遡上(そじょう)してきます。なぜここまでたどり着けるのかなど調べてみるとおもしろいです」と須賀さん。
ほかにも種に注目してみると、形や大きさ、色もさまざま。種から育つ植物や、受粉方法など種ができるまでの過程を学びながら、普段目に留める機会が少ない野草との触れ合いを楽しもう。
★案内板
園内の植物は採集しないこと!
Point!
★管理小屋
★植物紹介
★資料
8月見頃の植物
<帯広市野草園>
帯広市緑ヶ丘2
Tel:0155・24・2434(帯広市児童会館)
営:9時~16時30分(10月は~16時)
開園期間:~10月31日(期間中は無休)
入場料:無料
※フリーマガジン「Chai」2025年8月号より。
※写真/平栗玲香、清田千裕。写真の無断転用は禁じます。
夏の学びチャレンジ
待ちに待った夏休みがやって来ました。たっぷり遊んだ後は、勉強もお忘れなく。好きなテーマを見つけ、家族や友達と学ぶ楽しさを実感してみませんか。