十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2024年10月号

特集/そばのおいしい季節です

安心・とかちの暮らし(188)「サブスクリプションサービスでトラブルにあわないためには」

 定められた料金を毎月支払い、商品やサービスの利用ができるサブスクリプションサービス(通称サブスク)。トラブルにあわないためにはどうしたらいいのでしょうか。注意点を帯広消費者協会の協力でまとめました。(Chai編集室)

【質問】
 無料トライアルのある音楽のサブスクに申し込みした。無料期間内に解約を忘れ、申し込み時に登録したクレジットカード会社から請求があり自動更新されることを知った。

【回答】
 申し込みの前に、契約の条件、解約方法を確認しましょう。サブスクの解約方法は、使用している端末やサービスによって異なります。事前にサービス提供業者の名称、サービス名、連絡先を必ず記録しましょう。無料期間がある場合は、無料の条件や、無料期間がいつまでで終了なのか確認が大切です。申し込み時のIDやパスワードなどの登録情報は解約手続きをする時に必要になります。忘れないようにしましょう。

 無料期間を過ぎて料金が発生した場合、必要のない契約であれば速やかにサービス提供の業者に解約手続きをしましょう。利用していないサブスクの請求にすぐに気づけるよ
うに、毎月のクレジットカードなどの請求明細は確認を忘れずに。困った時には、居住地の消費者相談窓口に相談しましょう。

【相談窓口】
帯広市消費生活アドバイスセンター(とかちプラザ1F Tel:0155・22・8393)、またはお住まいの各町村消費者相談窓口か道立消費生活センター相談窓口(Tel:050・7505・0999)へ。なお、帯広消費者協会では、会員を募集しています。通常立ち入れないような施設を見学できたり、各種広報物の提供を受けられるなどの特典があります。年会費:1口2,000円 問:帯広消費者協会 Tel:0155・22・7161

安心・とかちの暮らし
暮らしの困りごとについて、帯広消費者協会の協力で事例を紹介する連載です。

※フリーマガジン「Chai」2024年10月号より。