ニンニク利かせた豚骨の濃厚な味わい 麺やぼうず
音更をラーメンの町に~加盟店紹介(1)
白濁した豚骨スープを中細面が絡めとる。麺やぼうずの「とんこつ しお」は、ニンニクが利いた味わい深い一杯だ。「俺がニンニク好きなのもあるけど、お昼に力の出るラーメンを食べたいってお客さんがいっぱいいるからだね」と店主の能登孝行さんは話す。
通常メニューは鶏ガラベースに豚骨でコクを出したあっさりしたスープだが、豚骨ベースは打って変わって濃厚に仕上げている。「一番人気はホルモン」。年に2トンものホルモンを消費する店では、塩、醤油、味噌、辛味噌のすべての味でホルモンラーメンを提供する。海外から毎年訪れるリピーターがいるほどの人気だ。
白濁した豚骨スープを中細面が絡めとる。麺やぼうずの「とんこつ しお」は、ニンニクが利いた味わい深い一杯だ。「俺がニンニク好きなのもあるけど、お昼に力の出るラーメンを食べたいってお客さんがいっぱいいるからだね」と店主の能登孝行さんは話す。
通常メニューは鶏ガラベースに豚骨でコクを出したあっさりしたスープだが、豚骨ベースは打って変わって濃厚に仕上げている。「一番人気はホルモン」。年に2トンものホルモンを消費する店では、塩、醤油、味噌、辛味噌のすべての味でホルモンラーメンを提供する。海外から毎年訪れるリピーターがいるほどの人気だ。
地元食材にこだわる店が多い中、ぼうずでは「地元産よりも本当においしい食材を」と、産地より味を重視。ホルモン丼には柔らかい「軟白ネギ」を使うなど、同じネギでも使い分ける。仕入れ先は能登さんが修業した札幌のラーメン店(店主高齢のため閉店)から認可を受けて引き継いだという。「あの店の弟子は俺だけなんだ」
かつては札幌の飲食店を転々として働いていた。元々ラーメンは嫌いだったが、ふらっと入ってみたラーメン店で「あそこのラーメンはうますぎた」と感動を覚えた。弟子入りを願い出て、想像絶する忙しさの中で10年間腕を磨いた。2009年に音更で店を構え、今年で15周年を迎える。
大事にしていることは「当然だけど味を落とさないこと」。材料費は年々上昇を続け、「材料を変えて同じ味とはいかないし、同じ材料なら値上げは避けられない」と悩み続ける。「それでもお客さんの期待を裏切りたくない」と受け継いだ味を守り、おいしさを届ける。
<麺や ぼうず>
音更町大通12-11-1
Tel:0155・42・2202
時間:11時~12時、17時~21時(月火は昼のみ)
「音更をラーメンの町に~加盟店紹介」は、ブロッコリーら~麺を提供する店舗を、毎週金曜に紹介します。
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