2024年4月号

特集/ときめきのプリン&愛しのシュークリーム

安心・とかちの暮らし(182)「そのセキュリティ警告画面や警告音は偽物かも?」

 パソコンやスマホでインターネットを使用中に突然表示される警告画面や警告音。それらがきっかけでトラブルに発展することも。注意点を帯広消費者協会の協力でまとめました。(Chai編集室)

【質問】
 パソコンでネット検索中に突然セキュリティー警告画面が表示された。連絡先が表示されていたので電話をしたところ、ウイルス除去費用を請求され、カードの情報を教えてしまった。高額な費用を請求されている。

【回答】
 警告画面や警告音が出ても、まずは偽物ではないか疑いましょう。「ウイルス除去の費用」「ウイルス対策ソフトの代金」「有料サポート契約をさせられ毎月料金を請求」などのトラブルの相談が寄せられています。

 画面上に連絡先電話番号が表示されても電話をしないようにしましょう。まずは慌てず、パソコンなど端末機器の状態を確認し、自分で判断できない場合には周りの人に相談を。事例のようにカード番号を教えてしまったら、すぐにカード会社に相談しましょう。困った時は、居住地の消費者相談窓口にご相談ください。

【相談窓口】
帯広市消費生活アドバイスセンター(とかちプラザ1F Tel:0155・22・8393)、またはお住まいの各町村消費者相談窓口か道立消費生活センター相談窓口(Tel:050・7505・0999)へ。なお、帯広消費者協会では、会員を募集しています。通常立ち入れないような施設を見学できたり、各種広報物の提供を受けられるなどの特典があります。年会費:1口2,000円 問:帯広消費者協会 Tel:0155・22・7161

安心・とかちの暮らし
暮らしの困りごとについて、帯広消費者協会の協力で事例を紹介する連載です。

※フリーマガジン「Chai」2024年4月号より。