召しませ、アフタヌーンティー(4)「アフタヌーンティー豆知識」
Q.アフタヌーンティーはいつからあるの?
A.19世紀のイギリスが発祥。当時の貴族は観劇や晩餐会のため、夕食が21時過ぎと遅かったそう。夕方の空腹を満たす軽食としてアフタヌーンティーが生まれました。
Q.一般的なメニューや配置は?
A.伝統的なアフタヌーンティーは、上から1段目はスイーツ、2段目にスコーン、3段目にサンドイッチやセイボリー(塩気のあるフード)が一般的。手で食べられるサイズの「フィンガーフード」が中心です。
首都圏では洋風に限らず、和風やエスニックなど、その店舗独自のメニュー・配置がおもしろい「進化系アフタヌーンティー」もたくさん登場しています。
Q.ケーキやサンドイッチが載っている食器の名前は?
A.「アフタヌーンティースタンド」といいます。狭いテーブルを有効活用するため、上に重ねるようになったとか。2段や3段が一般的ですが、最近では店ごとに個性を打ち出したスタンドも見かけます。
Q.食べる順番は決まっている?
A.下段から上段に向かって食べるのが基本。塩気のあるものから甘いものを食べる順番です。しかし、店によってメニューもさまざまなので、店員におすすめの順番を聞くのもいいでしょう。
アフタヌーンティーに欠かせないのは紅茶。世界中の茶葉を扱うお茶の専門店「ルピシア」にお薦めを聞きました!
春摘み紅茶の爽やかな風味 ダージリン・ザファーストフラッシュ
ダージリンの春摘み紅茶だけをブレンド。緑茶にも似たスッキリと爽やかな味わいの高級茶で、洋菓子はもちろん、小豆あんを使った和菓子との相性も抜群だ。
しっかりした味わいが魅力 アフタヌーンティー
アッサムとインド・ダージリンの茶葉をブレンド。しっかりした味わいはミルクティーにも最適で、スコーンやサンドイッチにぜひ合わせて。
洋菓子全般に合う正統派ティー ベルエポック
ダージリンをブレンドした、ルピシアの考える正統派の「紅茶らしい紅茶」。ストレートはもちろん、ミルクティーやレモンティーでも。洋菓子全般にオススメ。
進化系アフタヌーンティーにはこんなお茶も♪ サクランボ・ヴェール
いろいろなお茶請けに合う、爽やかな飲み口の日本茶。甘酸っぱいさくらんぼの香りとローズマリーの青みが爽やか。
<ルピシア>
全国に茶葉専門店を展開するほか、ニセコに食のリゾート「ヴィラ ルピシア」を構える。通販サイトでも種類豊富な茶葉を購入できる。
https://www.lupicia.com/
※フリーマガジン「Chai」2023年4月号より。
※写真の無断転用は禁じます。
召しませ アフタヌーンティー
心華やぐ季節には、いつもよりちょっと背伸びして優雅なアフタヌーンティーはいかが?おいしいものに舌鼓を打てば、この春出会ったばかりの人とも会話に花が咲きそう。さらにChaiは、スイーツに恵まれた十勝ならではの新スタイルのアフタヌーンティーをご提案します!