2024年4月号

特集/ときめきのプリン&愛しのシュークリーム

迷う時間も楽しい ぽつんとグルメ(2)「カフェ~Cafe de Camino」

十勝産のカラマツ無垢材を使用し、くぎや金物を使わない木組みの建物。壁紙にはラワンブキの和紙を使うなど、こだわりが詰まった空間

日常から離れて自分を見つめなおす時間に
足寄町 Cafe de Camino(カフェ デ カミ―ノ)

 足寄市街地から車を走らせること約20分。螺湾(らわん)地区と呼ばれるこの場所にすてきなたたずまいのカフェがある。コンセプトは「心に余白を」。店内はあえて音楽は流さず、静かにゆったりとしたひと時を過ごせる。

 店長の細矢千佳さんは「客とのコミュニケーションも大切にしたい」と仕込みに時間をかけることで、素早く作れる軽食メニューを中心に提供する。足寄ひだまりファームで収穫した野菜はもちろん、全道各地から仕入れる選りすぐりの材料を使い、季節のポタージュやキッシュなどを味わえる。
 
 張り詰めた毎日にほっと一息つきたい時。満開の笑顔で接客する細矢さんの元を訪れると、日常の疲れも癒やされていく。

自社農園のきたあかり、アンデスレッドを使った〈ジャガイモのグラタン〉1,100円。※ジャガイモの種類は時期によって変更あり。はるこまベーカリーはなれ(音更)の十勝産小麦のライ麦パンが付く

〈かぼちゃプリン〉400円。+200円で天塩町宇野牧場のミルクを使ったアイスクリームのトッピングも可能。圧力鍋でじっくり火を通したカボチャはずっしり濃厚な食べ応え

帯広畜産大学を卒業後、地域おこし協力隊として足寄へ来た山形県出身の細矢さん。「人と話すことが好き」と話し、旅行客や、近所の農家がふらっと遊びに来るなど、地元のオアシス的な存在

道道241号線沿いにある、足寄ひだまりファームが開いたカフェ


足寄町螺湾93-25
Mail:cafedecamino@gmail.com
営:10時~16時
休:不定

※フリーマガジン「Chai」2023年11月号より。
※撮影/辻博希。写真の無断転用は禁じます。