十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2024年11月号

特集/レトロかわいい十勝

COCOCORO大西哲也のなまらおいしいひと工夫「究極のもやし炒め」

 かちまいをご覧の皆さま、こんにちは。クッキングエンターテイナーの大西哲也です。今日もよろしくお願いいたします。このコーナーはタイトルの通り、料理をおいしくする“ひと工夫”を分かりやすく解説します。「なぜそれをするのか」が理解できると、料理が簡単に・おいしく・楽しくなりますよ。

 日々の献立と家計に頭を悩ませる皆さま、いつも大変お疲れさまです。そんなあなたに耳寄り情報。今月は「もやし」がすごくおいしくなる調理法を伝授しますのでこれを読んだらすぐに試してください。

 まず、もやしは買ってきたら50℃くらいのお湯に5~10分ほど浸します。こうすることで、もやしがシャッキリと復活するのと、臭みの大部分を取ることができます。

 水気をよく切ったら、火をつける前のフライパンにもやしと油を入れて弱火にかけます。

 「シュー」と水分が蒸発する音が聞こえてきたら、上下を返すように混ぜて、2分たったらまた返す、を繰り返します。もやし全体に透明感が出てきたら完成です。大体10分くらいでしょうか。水分がほとんど抜けず、みずみずしくて甘さすら感じるおいしいもやし炒めの完成です。食べる直前にほんの少し塩をかけたり、しょうゆをかけたりするだけで、十分にごちそうです。

 野菜は強火で炒めた方がおいしいと思っている人が多いかもしれませんが、家庭のコンロで上手に強火を使うのは難しいです。弱火でじっくりも一つの作戦です。

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<おおにし・てつや>
 1982年本別町生まれ。本別高、専門学校を卒業後、自動車整備士、旅行会社の添乗員などを経て、2016年3月に趣味の料理で旭川市にて起業。「0024(おおにし)クッキングスタジオ」として出張料理・ポップアップレストラン等の活動の後、2017年3月東京都調布市にて合同会社teamsupportと共同でダイニングバー「COCOCORO」を開店。著書に「COCOCORO大西哲也のドヤ飯」「COCOCORO大西哲也の神だれ無限レシピ」(大和書房)、「COCOCORO大西哲也のレンチン レベチ飯」(扶桑社)。

COCOCORO大西哲也のなまらおいしいひと工夫

 十勝毎日新聞をご覧の皆さま、はじめまして。クッキングエンターテイナーの大西哲也と申します。本別町出身で、今は東京で飲食店を経営しながらYouTubeで料理動画を配信したり、料理で人に喜んでもらうためにさまざまな活動をしております。これから時々このせいかつ掲示板で料理のお話をさせていただきます。よろしくお願いいたします。

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