COCOCORO大西哲也のなまらおいしいひと工夫「冷しゃぶ 沸騰はNG」
かちまいをご覧の皆さま、こんにちは。クッキングエンターテイナーの大西哲也です。今日もよろしくお願いいたします。このコーナーはタイトルの通り、“料理をおいしくする一工夫”を分かりやすく解説します。「なぜそれをするのか」が理解できると、料理が簡単に・おいしく・楽しくなりますよ。
今年の北海道は6月後半にかけて暑くなるとの予報ですので、夏らしいメニューをお送りしましょう。豚冷しゃぶです。豚肉には夏バテに効果があると言われているビタミンB1が多く含まれていますので、まさに暑い季節にぴったりですね。
薄切りの豚肉をお湯に入れて火を通す料理なのですが、肉に火を入れ過ぎないことがポイントです。火が入り過ぎると肉が硬くなり、水分もうま味も抜けてパサパサ豚冷しゃぶになってしまうからです。
まずは「沸騰させない程度の温度のお湯」で肉に火入れをします。具体的には80~90度くらいがいいので、できれば温度計を使ってほしいのですが、ない場合は鍋の底に小さな泡がプツプツと出てくる程度の温度です。一度にたくさん肉を入れるとお湯の温度が下がってしまうので、2、3枚ずつ広げて入れて、入れた後はあまり触りません。ほんの少しピンクの残る白色になったら取り出します。真っ白になる少し前、ソメイヨシノの花びらくらいの色がベストです。
取り出した肉は氷水ではなく、常温の水に入れます。温度が低いと肉の油がゴテゴテ固まってしまい、味も食感も悪くなってしまうからです。キッチンペーパーなどで水気をしっかり切って盛り付けましょう。
動画ではより細かく解説しておりますので併せてご覧ください。そして僕の料理本もよろしくお願いいたします。それでは、したっけ!
YouTube「COCOCOROチャンネル」
★今回の動画はこちら
今年の北海道は6月後半にかけて暑くなるとの予報ですので、夏らしいメニューをお送りしましょう。豚冷しゃぶです。豚肉には夏バテに効果があると言われているビタミンB1が多く含まれていますので、まさに暑い季節にぴったりですね。
薄切りの豚肉をお湯に入れて火を通す料理なのですが、肉に火を入れ過ぎないことがポイントです。火が入り過ぎると肉が硬くなり、水分もうま味も抜けてパサパサ豚冷しゃぶになってしまうからです。
まずは「沸騰させない程度の温度のお湯」で肉に火入れをします。具体的には80~90度くらいがいいので、できれば温度計を使ってほしいのですが、ない場合は鍋の底に小さな泡がプツプツと出てくる程度の温度です。一度にたくさん肉を入れるとお湯の温度が下がってしまうので、2、3枚ずつ広げて入れて、入れた後はあまり触りません。ほんの少しピンクの残る白色になったら取り出します。真っ白になる少し前、ソメイヨシノの花びらくらいの色がベストです。
取り出した肉は氷水ではなく、常温の水に入れます。温度が低いと肉の油がゴテゴテ固まってしまい、味も食感も悪くなってしまうからです。キッチンペーパーなどで水気をしっかり切って盛り付けましょう。
動画ではより細かく解説しておりますので併せてご覧ください。そして僕の料理本もよろしくお願いいたします。それでは、したっけ!
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COCOCORO大西哲也のなまらおいしいひと工夫
十勝毎日新聞をご覧の皆さま、はじめまして。クッキングエンターテイナーの大西哲也と申します。本別町出身で、今は東京で飲食店を経営しながらYouTubeで料理動画を配信したり、料理で人に喜んでもらうためにさまざまな活動をしております。これから時々このせいかつ掲示板で料理のお話をさせていただきます。よろしくお願いいたします。