2024年4月号

特集/ときめきのプリン&愛しのシュークリーム

十勝のビールに乾杯(4)「音更町 麦感酒」

フルーティーなヴァイツェンスタイル
 収穫感謝祭「麦感祭(ばっかんさい)」(実行委員会主催、毎年8月下旬開催)を、PRするために開発されたビール。原材料には、十勝管内で多く栽培されている音更産小麦
「きたほなみ」を使用する。南ドイツ伝統の「ヴァイツェン」スタイルの風味が楽しめ、フルーティーな味わいとかわいらしいラベルが特徴だ。

麦感酒をPRする陽気な実行委員。左から中橋晴樹実行委員長、中橋絵美さん、菊池尚美さん、横井大祐さん。フルーティーな味わいの麦感酒はラベルにも注目

音更町特産センターでは音更産の食品が大集合。ビールと一緒に音更尽くしが楽しめる


 「ぜひ十勝の大地が生んだビールのおいしさを堪能してほしい」と、祭りの実行委員長で小麦生産農家の中橋晴樹さんは話す。またラベルも好評で、デザインを担当した菊池尚
美さんは「十勝の畑の風景とドイツをイメージした」と説明してくれた。

 麦感酒は330mlで602円。音更町特産センター(道の駅、音更町木野大通西19)などで販売する。特産センターではビールのほか、甘納豆やブロッコリーラーメンなど、ビールに合う町内産のおつまみも豊富。実行委員の横井大祐さんは「ビールもつまみも音更尽くしで楽しんで」と笑顔で話す。

醸造を委託している旭川市の地ビール会社「大雪地ビール」の醸造作業の様子

生産量日本一を誇る音更産小麦をPRする「麦感祭」では、小麦にちなんだユニークなイベントが盛りだくさん


<Information>
音更町特産センターのほか、
ひなたのマルシェ(十勝川温泉北14)
四季彩館帯広店(JR帯広駅内)で販売
問い合わせは
Tel:0155・31・8511(同センター)

※フリーマガジン「Chai」2021年7月号より。
※撮影/辰巳勲。写真の無断転用は禁じます。

十勝のビールに乾杯

 ビールのおいしい季節がやってきた。この夏は、十勝らしいビールをぜひお気に入りに加えてみよう。十勝では今、地域の特色を映したさまざまなビールが生まれている。ジャガイモやソバを使ったクラフトビールに、地元の畑で育てた小麦や大麦を原料にした生ビール。おいしさに加え、そこにはビールを通じてわが町を盛り上げたいという、地元愛が満ちている。今回はそんな造り手の思いと一緒に、ラインアップをご紹介。さぁ十勝晴れのもと、十勝のビールに乾杯しよう!

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