地域と人をつなぐ十勝の生活情報メディア

2021年10月号

特集/やっぱりたまご

安心・とかちの暮らし(146)「『初心者でも稼げる』という副業や投資の〝情報商材〞に注意!」

 情報商材とは、インターネットなどで高額収入を得るためのノウハウと称して販売されている情報です。PDF形式といった電子媒体で取引されることが多く、情報商材そのものだけでなく、高額なコンサルティングやビジネスセミナーなどを契約させられるケースもあります。帯広消費者協会の協力で、注意すべきポイントを紹介します。(Chai編集部)

◇事例
 SNSで「1日数分の作業で月に数百万円を稼ぐ」「初心者でも1カ月に30万円稼いでいる」という広告を見て、興味を持ちました。送られてきたメッセージや動画では代表者の苦労話などが見られ、経験豊富で信用できる印象です。FX(※)の情報商材で、通常80万円のところ24時間以内に申し込めば40万円とのこと。値引きはされていますが、それでも高額なので迷っています。本当にもうかるのでしょうか。
※外国の通貨を売買し、その差益を狙う取引

◇回答
 広告などをきっかけに簡単に収入が得られると信じて契約したものの、広告や説明と違って収入が得られないという、情報商材の相談が多数寄せられています。また「もうからなければ全額返金保証」などと記載している場合も要注意。実際には返金保証の条件を満たすのが非常に困難であったり、事業者と連絡が取れなくなったりというトラブルが見られます。思った通りに返金されるとは限らないのです。

 簡単に高収入が得られるなどという、うまい話はありません。リスクが十分に理解できないような契約は、絶対にしないことが大切です。事業者の勧誘をうのみにせず、第三者の意見も聞きつつ冷静に判断しましょう。疑問なことや困ったときには、お住まいの消費生活相談窓口にご相談ください。

【相談窓口】
帯広市消費生活アドバイスセンター(とかちプラザ1F Tel:0155・22・8393)、またはお住まいの各町村消費者相談窓口か道立消費生活センター相談窓口(Tel:050・7505・0999)へ。なお、帯広消費者協会では、会員を募集しています。通常立ち入れないような施設を見学できたり、各種広報物の提供を受けられるなどの特典があります。年会費:1口2,000円 問:帯広消費者協会Tel:0155・22・7161

安心・とかちの暮らし
暮らしの困りごとについて、帯広消費者協会の協力で事例を紹介する連載です。

※フリーマガジン「Chai」2021年4月号より。