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2022年5月号

特集/お風呂とグルメの小さな旅

安心・とかちの暮らし(155)「自己判断はNG!補聴器の購入は慎重に」

 補聴器に関して「勧誘されて購入したが、医師に不要と言われた」「試用なしで購入したが、音がうるさい」といった、相談が寄せられています。最近では「ネットで購入し、自分に合わなかったが返品できない」など、通信販売でのトラブルも増えています。帯広消費者協会の協力で注意点などをまとめました。(Chai編集部)

◇事例1
 補聴器の店で、耳かけ型の補聴器を借りて試用。後日店舗に行くと突然耳あな型の補聴器を勧められ、約50万円で購入した。使ってみると、食事の際にかむ音が我慢できないほどうるさい。補聴器を交換したい。(70代 女性)

◇事例2
 眼鏡店で受けた聴力測定結果から「早めに補聴器を付けないと認知症になりやすい」と言われ、約40万円を支払ってその場で購入した。しかし後日、専門医に測定してもらうと、「補聴器は必要ない」と言われた。(60代 女性)

◇回答
●補聴器を購入する前には、まず自分の「聞こえ」の状態や補聴器の必要・不要などについて、専門医の診断を受けましょう。

●補聴器は、購入前・購入後の聞こえの調整や、定期的な清掃などのアフターケアが重要になります。専門性があり、メンテナンス体制の整った販売店で購入することが大切です。

●「聞こえ」が十分でない高齢者は、販売員とのコミュニケーションが難しい場合があります。購入時には、家族など周りの人にサポートを求めましょう。

●通信販売を利用する際は、お試し期間の有無、返品条件などを確認して、慎重に判断しましょう。

 疑問なことや困ったときにはお近くの消費生活相談窓口にご相談ください。

※出典:独立行政法人国民生活センター見守り新鮮情報第395号

【相談窓口】
帯広市消費生活アドバイスセンター(とかちプラザ1F Tel:0155・22・8393)、またはお住まいの各町村消費者相談窓口か道立消費生活センター相談窓口(Tel:050・7505・0999)へ。なお、帯広消費者協会では、会員を募集しています。通常立ち入れないような施設を見学できたり、各種広報物の提供を受けられるなどの特典があります。年会費:1口2,000円 問:帯広消費者協会 Tel:0155・22・7161

安心・とかちの暮らし
暮らしの困りごとについて、帯広消費者協会の協力で事例を紹介する連載です。

※フリーマガジン「Chai」2022年1月号より。