東洋医学へのいざない 第11回 東洋医学の診断法は? 五感を使って見たり触ったり
一般的に西洋医学ではいろいろな検査をして、原因や病名を決定し、治療します。ただ、患者さんが「疲れやすい」「体がだるい」「肩がこる」など、何となく身体の不調を感じているようなときで、血液やレントゲンなど検査をしても病名や原因が分からないような場合もあります。
一方、東洋医学ではどのように診断するのでしょうか。基本は「望(視診)」「聞(声・におい)」「問(病状を詳しく聞く)」「切(...
舌の部位によって、図中央のように肝胆は舌の表面両側、心肺は舌の先端、脾胃は舌の中央、腎は舌の奥に「配当」される。舌診では舌の裏側の静脈(図右)も診る
一般的に西洋医学ではいろいろな検査をして、原因や病名を決定し、治療します。ただ、患者さんが「疲れやすい」「体がだるい」「肩がこる」など、何となく身体の不調を感じているようなときで、血液やレントゲンなど検査をしても病名や原因が分からないような場合もあります。
一方、東洋医学ではどのように診断するのでしょうか。基本は「望(視診)」「聞(声・におい)」「問(病状を詳しく聞く)」「切(...
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