東洋医学へのいざない 十二経絡(6)「小腸」
小腸経は手の小指の外側の爪の際の「少沢」から始まり、手のひらと甲の境目を通って、前腕の裏面の内側、肘の裏の内側、上腕の裏面の内側、脇の後ろと上がります。そこから肩甲骨、肩の後ろ、首の横と上り、顔に入って、頬骨の下のくぼみ、耳の前の「聴宮」で終わります。
小腸は胃から送られてきた飲食物のかすを受け取り、体に必要なもの(清)とそうじゃないもの(濁)とに分別し、さらに濁を水分と固形...
小腸経は手の小指の外側の爪の際の「少沢」から始まり、手のひらと甲の境目を通って、前腕の裏面の内側、肘の裏の内側、上腕の裏面の内側、脇の後ろと上がります。そこから肩甲骨、肩の後ろ、首の横と上り、顔に入って、頬骨の下のくぼみ、耳の前の「聴宮」で終わります。
小腸は胃から送られてきた飲食物のかすを受け取り、体に必要なもの(清)とそうじゃないもの(濁)とに分別し、さらに濁を水分と固形...
この記事は会員限定です。勝毎電子版に登録すると続きをお読みいただけます。