東洋医学へのいざない 十二経絡(4)「脾」
脾経は足の母指の内側の爪の際「隠白」から始まり、足底と足の甲の境目に沿って、内くるぶしの前を通り、ふくらはぎの内側の脛骨の後ろ側を沿って上り、膝、太ももの前面の内側と上がってきます。腹部では臍から指六本分横、胸部では乳首から指三本分横を上り、胸の横に行き、脇の下「大包」で終わります。
脾は胃とともに食べ物の消化吸収を行い、全身を栄養するエネルギーを作り出し、それを上にある肺に...
脾経は足の母指の内側の爪の際「隠白」から始まり、足底と足の甲の境目に沿って、内くるぶしの前を通り、ふくらはぎの内側の脛骨の後ろ側を沿って上り、膝、太ももの前面の内側と上がってきます。腹部では臍から指六本分横、胸部では乳首から指三本分横を上り、胸の横に行き、脇の下「大包」で終わります。
脾は胃とともに食べ物の消化吸収を行い、全身を栄養するエネルギーを作り出し、それを上にある肺に...
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