気になった時が訪れどき 限定オープンの店(6)「『期間』限定の店~藤丸パーク」
【Limited】
新藤丸がOPENするまで
帯広市 藤丸パーク
藤丸が閉店して約2年―。”新藤丸“が復活するまでの「つなぎ」として、今年の7月に屋外商業ゾーン・藤丸パークが誕生した。同施設は、百貨店再生に取り組む藤丸株式会社が開設。街中のにぎわいに一役買っている。
3300平方メートルの敷地内にトレーラーハウスを利用した飲食・雑貨店、ステージ、ドッグランなどを整備。毎週末にはイベントを開催する。藤丸株式会社で取締役副社長兼COOを務める山川知恵さんは、「『藤丸ショップ』で贈り物の相談を受けるなど、早速お客さまとの接点が生まれています」と話す。
藤丸のロゴや包装紙を見るたび胸が熱くなるのは、十勝民ならでは。藤丸パークを満喫しつつ、新施設の完成を待とう。
帯広市西3条南7丁目
Tel:050・8881・6240
営:11時~19時(イベント開催時は変更の場合あり)
休:冬季(年内の営業は11月ごろまでを予定。それまでは無休)
fujimaru-park.com
藤丸パークで楽しむ飲食店
※営業時間は藤丸パークに準ずる
Tokachi Spice こんにちは
ふじもりやインデアンを経営する藤森商会が、かつて経営していたファミリーレストランの屋号で再始動。地元産の牛肉やタマネギを使用した〈インデアンまん〉350円など、ここでしか食べられないメニューに注目!火曜休。
トカチドネル
移動販売「トカチケバブ」の味を楽しめる。独自のスパイスで味付けた鶏肉を回転させて焼き、薄くそぎ落とした本格的な「ドネル製法」がおいしさの秘密。ピタパンにあふれるほどの具材を挟み、ボリューム満点で提供する。無休。
STAND めぶんりょう
清水町にあるそばの名店「目分料」が、よりカジュアルな業態でオープン。ひきたての粉を使い、打ちたて、ゆでたての「3たて」で、風味豊かなそばを振る舞う。本節などでだしを取ったつゆも体に染み渡るおいしさ。木曜休。
※フリーマガジン「Chai」2025年10月号より。
※撮影/辰巳勲、清田千裕。写真の無断転用は禁じます。
気になった時が訪れどき 限定オープンの店
期間限定の間借り、週末のみオープン、イベント時だけ出店―。日にちや期限を決めて営業する「限定オープン」の店が、十勝にも増えています。心が動いた今、足を運んでみませんか。