十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2025年7月号

特集/夏本番!旨辛メニュー

ランチ大作戦!(7)「ランチ3本勝負 定番VS数量限定~Bay Lounge Coffee、とわ、奏音」

数量限定〈甘えび丼〉1,650円。ランチは11時~15時までで、平日に限り予約OK。日替わり・限定メニューの内容はインスタグラムで確認を

 気分やムードに合わせたランチ対決の始まりです!

<数量限定>
Bay lounge Coffee(ベイラウンジコーヒー)
広尾の海の幸を日替わりランチで
 広尾町で水産加工を手掛ける会社が営むカフェが5周年を迎えた。広尾産本マグロの刺し身やホッケの開き焼き、大トロいわしのフライなど地元産魚料理と副菜を組み合わせた〈日替わりランチ〉が人気で、ランチタイムには行列ができることも。

 数量限定、かつ入荷した日のみ登場するのが、鮮度を保ったまま急速冷凍する甘エビを載せた〈甘えび丼〉。運が良ければ当日水揚げされた甘エビが登場する。丼にたっぷりと盛り付けられており、プリプリの食感と甘さが楽しめる。

元ホテルを改装した店内はおしゃれで落ち着いた雰囲気。コーヒー豆やタンブラーのほか、自社工場で加工する冷凍魚などの販売もある

「季節に合わせた期間限定オリジナルブレンドのコーヒーやスイーツもあります。ごゆるりとどうぞ」とスタッフの元谷美涼さん


広尾町本通9丁目2-1 
Tel:01558・2・4789
営:9時~17時(LO30分前) 
休:日曜
Instagram:@bayloungecoffee



月替わりの〈大人様ランチ〉1,600円。1日15食限定で、取材時のメインはドライカレー。ドリンク、スープ、チョコレートが付く


れとろかふぇ とわ
大人もときめくレトロランチ
 黒電話や大正時代に使われていたレジスター。レトロな雑貨が並ぶ店内には、レコードから流れる往年のヒットソングが響く。オーナー・及川ともえさんが夢見た「古き良き時代のように、人との輪が自然につながる場所」を形にし、昨年11月にオープンした。

 どこか懐かしい雰囲気の〈大人様ランチ〉は、定番人気のメニューがそろうお得な一品。すぐに売り切れてしまうので早めに注文を。食後はプリンやパフェといった、手作りスイーツも見逃せない。

ミュージアムのような店内。利用可能なゲームテーブルも用意している

左からオーナーの及川ともえさんと、スイーツを担当する娘の瑞稀さん


帯広市西17条南3丁目36-10
Tel:0155・91・9310
営:11時~19時(LO各30分前)
休:木曜
Instagram:@retorocafe_towa
※営業時間は変更の場合あり。詳細はインスタグラムで確認を



10食限定の〈奏音小鉢プレート〉1,500円。取材時は人気メニューの〈豆苗の肉巻き〉〈イカ大根〉といった小鉢が並んだ


cafeカラ 奏音(かなね)
愛情たっぷりの惣菜で元気をチャージ
 ランチ時に来店したほとんどの客が注文するという〈奏音小鉢プレート〉。小鉢の数は通常10個ほどだが、「気分次第で増えちゃう。増えたらお客さんは『今日は当たりの日』なんて言うのよ」と、店主の齊藤和美さんは陽気に笑う。旬の素材で手作りするメニューの数々に、齊藤さんのサービス精神が感じられる。

 そのほかピリ辛がクセになる〈チリナポリタン〉1000円や〈ビーフシチュー〉1500円といった洋食も人気。家庭的な優しい味わいに心まで和む。

カフェの隣には、事前の電話予約で使用できるカラオケスペースを用意

全国のカラオケ大会で入賞し、歌の指導にも携わる齊藤さん。常連には「ママ」と慕われている


音更町大通5丁目2-25 
Tel:0155・29・1391
営:11時30分~14時 
休:水・日曜、祝日
※事前予約が望ましい。空きがあれば利用可

※フリーマガジン「Chai」2025年4月号より。
※撮影/辰巳勲、平栗玲香、清田千裕。写真の無断転用は禁じます。