そばのおいしい季節です(9)「今日の気分に応える十勝そば屋めぐり~蕎麦処 目分料 、そば処 丸三真鍋」
毎日通っても制覇できないほどそば屋が充実している十勝。店の雰囲気や好みに合わせて選べる個性派のそば屋を紹介します。
清水町 こだわり石臼びきそばとそばスイーツを堪能したい
蕎麦処 目分料
初代店主のこだわりを受け継ぎ2020年3月にリニューアルオープン。地元はもちろん、道内外にファンを持ち、昼時は多くの客でにぎわう。
その日使うそば粉はその日に石臼でひき、だしは鯖節、宗田節、本節をブレンド。昆布、シイタケも厳選し納得の一杯を提供する。「新そばは冷たいのがお勧め」と代表の池田岳さん。自家農園の旬の野菜を使用した天ぷらも絶品だ。食後には、豊かなそばの香りと、なめらかな舌ざわりの店オリジナルスイーツ「そば茶プリン」もぜひ注文したい。
清水町 こだわり石臼びきそばとそばスイーツを堪能したい
蕎麦処 目分料
初代店主のこだわりを受け継ぎ2020年3月にリニューアルオープン。地元はもちろん、道内外にファンを持ち、昼時は多くの客でにぎわう。
その日使うそば粉はその日に石臼でひき、だしは鯖節、宗田節、本節をブレンド。昆布、シイタケも厳選し納得の一杯を提供する。「新そばは冷たいのがお勧め」と代表の池田岳さん。自家農園の旬の野菜を使用した天ぷらも絶品だ。食後には、豊かなそばの香りと、なめらかな舌ざわりの店オリジナルスイーツ「そば茶プリン」もぜひ注文したい。
清水町南5条3丁目1
Tel:0156・62・4226
営:11時~14時※そばがなくなり次第終了
休:水曜
足寄町 殿下来店記念に作られたそばを食したい
そば処 丸三真鍋
道の駅「あしょろ銀河ホール21」からほど近い町のそば屋。のれんをくぐると話し好きな店主・真鍋雅美さんが気さくに出迎えてくれる。
同店名物は鶏肉とシイタケを卵でふんわりととじた〈三笠そば〉。そのルーツをさかのぼると、1950年、視察のために北海道を訪れていた三笠宮崇仁親王殿下夫妻が、昼食を取るために足寄に立ち寄った。この時、当時真鍋さんの祖父母が営んでいた「お多福食堂」のそばが昼食として抜擢され、ざるそばを振る舞ったという。以降、記念として殿下の名から〈三笠そば〉が誕生。今や町のソウルフードとして、名をはせている。
足寄町南2条2丁目12
Tel:01562・5・2644
営:11時~15時、17時~20時30分
休:月曜
※フリーマガジン「Chai」2024年10月号より。
※撮影/辰巳勲、長尾悦郎。写真の無断転用は禁じます。
そばのおいしい季節です
新そばが楽しみな時期がやって来ました。十勝は言わずと知れたそばの産地。さぁ、今日はどの店で「ずずっと」やりますか?