COCOCORO大西哲也のなまらおいしいひと工夫「『和牛』の定義とは」
かちまいをご覧の皆さま、こんにちは。クッキングエンターテイナーの大西哲也です。今日もよろしくお願いいたします。このコーナーはタイトルの通り、料理をおいしくする“ひと工夫”をわかりやすく解説します。「なぜそれをするのか」が理解できると、料理が簡単に・おいしく・楽しくなりますよ。
牛肉を選ぶ時に「A5ランクの黒毛和牛」と宣伝されているものを見かけます。なんだかすごくおいしい肉のような気がしますよね。でも「ランク」とか「和牛」の定義について考えたことがある人は少ないのではないかと感じています。
実は「A5ランク」は「おいしさのランク」ではないのです。前半のA~Cは「1頭の牛からどれだけ商品として使える肉が採れるか」、後半の1~5は「どのような肉質で、どれだけどのように脂が入っているのか」の評価なのです。
もちろん、A5ランクの牛を育てるのはすごいことで、現在の市場での商品価値が高いことは間違いありませんが、必ずしも味の評価ではない、ということは知っておいていただきたいです。
ちなみに「和牛」と名乗れるのは限られた純血だけ。十勝でも「十勝和牛」や「いけだ牛」も高品質な和牛です。「国産牛」は日本で育った期間が長い牛のことで、和牛とは名乗れません。他にも和牛と乳用種を交配した「交雑種(F1)」なんかもおり、本別町の「福姫」など高品質なおいしい肉もたくさんあります。
等級などの数値で表されるものは、一見わかりやすいのですが、その先に本質の「おいしいもの」を見極める知識を持つこともまた一つ大事だなと感じ、僕も日々勉強しています。
詳しくはYouTube「COCOCOROチャンネル」で解説していますので、こちらもぜひご覧ください。また会いましょう。したっけ!
YouTube「COCOCOROチャンネル」
★今回の動画はこちら
牛肉を選ぶ時に「A5ランクの黒毛和牛」と宣伝されているものを見かけます。なんだかすごくおいしい肉のような気がしますよね。でも「ランク」とか「和牛」の定義について考えたことがある人は少ないのではないかと感じています。
実は「A5ランク」は「おいしさのランク」ではないのです。前半のA~Cは「1頭の牛からどれだけ商品として使える肉が採れるか」、後半の1~5は「どのような肉質で、どれだけどのように脂が入っているのか」の評価なのです。
もちろん、A5ランクの牛を育てるのはすごいことで、現在の市場での商品価値が高いことは間違いありませんが、必ずしも味の評価ではない、ということは知っておいていただきたいです。
ちなみに「和牛」と名乗れるのは限られた純血だけ。十勝でも「十勝和牛」や「いけだ牛」も高品質な和牛です。「国産牛」は日本で育った期間が長い牛のことで、和牛とは名乗れません。他にも和牛と乳用種を交配した「交雑種(F1)」なんかもおり、本別町の「福姫」など高品質なおいしい肉もたくさんあります。
等級などの数値で表されるものは、一見わかりやすいのですが、その先に本質の「おいしいもの」を見極める知識を持つこともまた一つ大事だなと感じ、僕も日々勉強しています。
詳しくはYouTube「COCOCOROチャンネル」で解説していますので、こちらもぜひご覧ください。また会いましょう。したっけ!
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COCOCORO大西哲也のなまらおいしいひと工夫
十勝毎日新聞をご覧の皆さま、はじめまして。クッキングエンターテイナーの大西哲也と申します。本別町出身で、今は東京で飲食店を経営しながらYouTubeで料理動画を配信したり、料理で人に喜んでもらうためにさまざまな活動をしております。これから時々このせいかつ掲示板で料理のお話をさせていただきます。よろしくお願いいたします。