花のある暮らし。(9)「ガーデン気分を我が家でも~寄せ植えのコツ」
私もお花を育てたい!けれど実は奥深い寄せ植えの世界。美しくアレンジするコツを教わりました。
1. 花選びがコツ
メインの花からポイントになる色を決め、似た色の花を散りばめると統一感が生まれる。水の量や日当たり加減など、同じ環境を好む苗を選んで。
1. 花選びがコツ
メインの花からポイントになる色を決め、似た色の花を散りばめると統一感が生まれる。水の量や日当たり加減など、同じ環境を好む苗を選んで。
メインのオステオスペルマムの花芯のパープルをラベンダーの花色とリンクし、明るい斑(ふ)入りのツルニチニチソウの紫の花、それらを引き立てるふんわり小花のカンパニュラをチョイス。
2. 植え付け直前がコツ
ポットの苗をどのように植え付けするのか事前に仮置きしてイメージする。決まったら容器の底が隠れる程度に鉢底石を敷き、培養土を入れる。この時、害虫対策として薬剤を混ぜ込んでもよい。
3. 植える時がコツ
出来上がりに、植物の株元がそろうように培養土で調整しながら植え付ける。メインの花は並べて植えず、前後にずらすと動きが出る。花同士が絡まるようにすると自然な感じに。土を隙間に入れるのに、先が細くなった土入れや割り箸が便利。
4. お手入れがコツ
寄せ植えを長く楽しむにはお手入れが重要。枯れた花や葉は、こまめに取り除き、2週間に1度くらい水で薄めるタイプの液肥を与える。水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与え、鉢皿には水をためない。
取材協力/みどりと花のセンター(帯広市緑ヶ丘2)
講師/とかちオープンガーデン 太田光子代表
※フリーマガジン「Chai」2022年6月号より。
※撮影/鎌田廉平。写真の無断転用は禁じます。
花のある暮らし
初夏の訪れは、ガーデニングシーズンの到来でもあります。個性豊かなオープンガーデンをはじめ、町内や学校の花壇、公園、ショップなど、私たちの身近にはすてきな〝花スポット〞がたくさん。ベテランのガーデナーもこれから始めたい人もワクワクするお花いっぱいの特集です。