2024年4月号

特集/ときめきのプリン&愛しのシュークリーム

どうぶつに愛たくて(6)「動物に出会えるいちおしスポット~ふれあい動物園・ヨークシャーファーム」

実際に触れたり、餌をあげたり、記念撮影もできる。人と生き物がとても近いのが特徴だ

触れて、餌をあげて楽しもう
ふれあい動物園(帯広競馬場)

 帯広競馬場内にある、ばんえいPR馬、ポニー、ウサギ、ニワトリ、ヤギなど約20の動物たちがいる小さな動物園。競馬の開催日以外も気軽に立ち寄れるスポットとして子供連れのファミリー層やカップルなどから人気が高い。
 
 「ばんえい競馬」が帯広単独開催となった2007年。それまでパドックだった場所に、現在も運営の責任者である調教師、服部義幸さんの呼びかけで、騎手や関係者らが資材を持ち寄って“手作り”で創設された。有料で乗馬体験(コロナ対策のため休止中)もできる。

 現在は競馬開催日、非開催日ともに入場無料。

来場者に人気の餌やり用のニンジンは100円

「動物園目当てで競馬場へいらっしゃる方もたくさんいます」と飼育を担当する服部福江さん


ふれあい動物園(帯広競馬場)
帯広市西13条南9丁目
Tel:0155・34・0825(代)
営:帯広競馬場開門時刻~17時 休:火曜
https://www.banei-keiba.or.jp/spot_fureai.php



宿泊者限定で体験できる羊飼い体験(1人1,100円)。夏から秋はミルクやりやシープドッグを使っての羊追い、冬場は餌やりができる


羊牧場で癒やしのファームステイ
ヨークシャーファーム

 ヨークシャーファームで暮らす羊は、ポールドーセットやサウスダウンを中心とした約240頭。牧場にレストランとペンションを併設しており、ファームステイが楽しめる。

 1988年に当時のオーナーが「大好きな英国のヨークシャー地方のような雰囲気を味わってほしい」と創設した。
現在、羊とのふれあいは宿泊者(1泊朝食付き1人7,000円~)のみ可能。有料で羊飼い体験もできる。

 宿泊客以外でも、柵の外からの見学は自由。羊は牧草の育成状況に応じて日々放牧地を移動しているが、週末は比較的柵の近くにいるそうなので狙い目だ。モフモフとしたかわいい姿に癒やされよう。

シープショップでは羊毛から作ったグッズを多数販売。お薦めはフェルトの羊2,750円

国内では生産が少ない、希少な羊たちと遊べます」と羊飼いの大井晃希さん





ヨークシャーファーム
新得町字新得基線115(R38号線沿い)
Tel:0156・64・4948
営:11時~15時(レストラン)、見学はいつでも可能
休:なし
https://www.york.co.jp/

※フリーマガジン「Chai」2021年6月号より。
※撮影/辰巳勲。写真の無断転用は禁じます