お弁当日和♪(1)「とっておきの定番おかず」
今回は、ママが助かる手軽に作れるおかずや変わり種弁当、お弁当にまつわるエピソードなどを特集。お弁当に寄り添う気持ちを応援します。
ママが喜ぶ!! とっておきの定番おかず
毎日のお弁当づくりは、冷凍野菜や乾物を使うことで時短につながります。パパッと作って、心に余裕を! 笑顔で家族を送り出しましょう。
★冷凍野菜レシピ
01 冷凍コーンを使ってチーズのカリカリ焼き
<材料>
◆冷凍コーン・・・・小さじ2
◆ピザ用チーズ・・・大さじ2
1.ピザ用チーズと冷凍コーンをクッキングシートに載せ、電子レンジで2分ほど加熱する。せんべいのように固まったら完成。
02 冷凍ホウレンソウを使ってホウレンソウとチーズのお浸し
<材料>
◆冷凍ホウレンソウ・適量
◆チーズ・・・・・・1切れ
◆めんつゆ・・・・・少々
1.冷凍ホウレンソウを皿に盛り、電子レンジで加熱する。
2.1をめんつゆで和えて、1cm角に切ったチーズと盛り合わせる。
03 冷凍カボチャを使ってカボチャボール
<材料>
◆冷凍カボチャ・・・2切れ
◆バター・・・・・・5g
◆塩・・・・・・・・少々
1.冷凍カボチャにバターを乗せて塩を振り、電子レンジで2分加熱する。
2.軟らかくなったカボチャを1㎝角に切って、ラップで軽く包むようにして成形する。
朝ラクするための冷凍テクニック
おかずはカップに入れて少量ずつ冷凍しておけば、“自家製冷凍食品”の完成! 朝は詰めるだけなので、楽ちんです。ダマになりやすい麺類を冷凍する時は、フォークでひと口分を取って巻き、そのままカップへ(写真)。このひと手間で、解凍後も食べやすい状態をキープできます。
すき間埋めおかずの基本! 切り干し大根&芽ひじきの煮物の作り方
★乾物レシピ
~芽ひじきを使って~
01 サラダ
<材料>
◆芽ひじき・・・・・7g
◆ニンジン・・・・・10g
◆ツナ缶・・・・・・1/2個
A
◆すし酢・・・・・・大さじ1
◆オリーブオイル・・小さじ2
◆みりん・・・・・・小さじ1
1.芽ひじきは15分ほど水につけて戻し、水気を切って電子レンジで5分加熱した後冷ます。
2.ニンジンは千切りにし、電子レンジで2分加熱して冷ます。
3.ボウルに下処理した芽ひじき、ニンジン、油を切ったツナ缶を入れてAと和える。
02 ひじきおにぎり
1.芽ひじきの煮物(別欄を参照)を多めに作った時の、リメークレシピ。煮物をご飯と混ぜ、おにぎりにする。
~切り干し大根を使って~
03 切り干しナポリタン
<材料>
◆切り干し大根(乾燥)・10g
◆タマネギ・・・・・・・・30g
◆ピーマン・・・・・・・・1/2個
A
◆ケチャップ・・・・・・・大さじ1
◆塩・コショウ・・・・・・少さじ々
◆サラダ油(炒め用)・・・小さじ2
1.切り干し大根は水で戻しておく。
2.耐熱容器を用意し、切り干し大根と全体が浸る量の水を入れ、電子レンジで5分ほど加熱する。
3.フライパンにサラダ油を引いて千切りにしたタマネギとピーマンを炒め、さらに水を切った切り干し大根を加えてAで味付けする。
04 酢のもの
<材料>
◆切り干し大根(乾燥)・・10g
◆キュウリ・・・・・・・・30g
◆カニカマボコ・・・・・・2本
A
◆すし酢・・・・・・・・・大さじ1
◆水・・・・・・・・・・・大さじ1
◆みりん・・・・・・・・・小さじ1
1.切り干し大根は水で戻しておく。
2.耐熱容器を用意し、切り干し大根と全体が浸る量の水を入れ、電子レンジで5分ほど加熱する。
3.切り干し大根の水気を切ったら、千切りにしたキュウリとAを混ぜ、カニカマボコを割いて載せる。
05 芽ひじきの煮物
<材料>
◆芽ひじき・・・・・・・・7g
◆ニンジン・・・・・・・・10g
◆小揚げ・・・・・・・・・1枚
◆大豆水煮・・・・・・・・40g
A
◆めんつゆ・・・・・・・・大さじ1
◆水・・・・・・・・・・・大さじ3
◆砂糖・・・・・・・・・・小さじ2
◆サラダ油(炒め用)・・・小さじ1
1.15分ほど水につけて戻し水気を切った芽ひじきを、電子レンジで5分間加熱して冷ましておく。
2.ニンジン、小揚げは千切りにする。
3.鍋にサラダ油を引いてひじきを炒め、①②と大豆水煮、Aを入れて煮る。
06 切り干し大根の煮物
<材料>
◆切り干し大根(乾燥)・・10g
◆ニンジン・・・・・・・・10g
◆小揚げ・・・・・・・・・1枚
A
◆めんつゆ(4倍濃縮)・・大さじ1
◆みりん・・・・・・・・・大さじ1
◆水・・・・・・・・・・・150ml
1.鍋にAを入れて、戻した切り干し大根、千切りにしたニンジン、小揚げを加えて煮る。
<教えてくれた人>
箕浦奈穂子さん
東京生まれ。1992年に夫と北海道に移住。1998年から芽室町で家庭料理教室を始める。簡単で手軽な材料を使ったお惣菜のほかに、現在は子どもの食育、高齢者の減塩料理など各種団体、学校での出張教室も行っている
※フリーマガジン「Chai」2021年4月号より。
※写真/辰巳 勲。写真の無断転用は禁じます。
お弁当日和♪
新生活が始まる春は、作る側も食べる人も、お弁当に親しむ機会が増える季節。「どんな顔して食べるかな?」「朝早く起きて作ってくれてありがとう」おいしいだけではなく、おかずを詰めるときに大切な人を想ったり、ご飯を口に運びながら、感謝の気持ちがフツフツ沸いてきたり。お弁当は心をつないでくれるから不思議です。 今回は、ママが助かる手軽に作れるおかずや変わり種弁当、お弁当にまつわるエピソードなどを特集。お弁当に寄り添う気持ちを応援します。