2024年4月号

特集/ときめきのプリン&愛しのシュークリーム

おうちでカラダづくり(2)「親子で体を動かそう!おうちで楽しくエクササイズ」

取材協力/代表・山田共彦さん(左奥)、スタッフ・枡本優夏さん(右奥)ほか、ちくだいKIPの生徒たち

 家で過ごす時間が増えると、心配なのが運動不足。十勝管内で体操教室を行うちくだいKIP(帯広)に、親子でできる“おうちエクササイズ”のアイデアを教えてもらいました。日常生活に運動と家族のスキンシップを取り入れましょう。

生活リズムの乱れ、ストレスによる免疫力の低下、運動不足によるお悩みを解決する
「おうちエクササイズの3箇条」

(1)安全性の確保
 周りの状況をしっかり把握し、危険なものは片付けるなどしましょう。
(2)運動は遊びの延長で
 笑顔が大事! 子どもが「自分からやりたい」と思えるのが理想です。
(3)時間を決めて集中
 ネットの動画などを利用して短期集中するのが効果的! 生活リズムにメリハリが生まれます。

<つぶれないように渡り切れ!手押し車一本橋>
 大人Aが子どもの足を持ち、子どもは手の力で前進する。そのまま床に横たわった大人Bの足の部分からスタートし、肩まで“手押し車”の状態で移動する。難しい場合は、背中を横断するところから始めよう


<大人も子どもも全身を使ってパッタンパッタン>
 大人は横たわり、子どもは大人を転がしながら前進。大人は簡単に転がされないよう、全身に力を入れて抵抗する。大人は「棒」に成りきって! 


<お尻やおなかの引き締めに!ちょこっとエレベーター>
 大人は体育座りし、両手を後方に付く。そのまま腰を上げ、おなかの上に子どもが座る。大人は腰を上下。落ちないように、一緒にバランスを取ろう。


…運動を強化するなら

 子どもがおなかの上に立った状態でキープ。上下運動を加えると、より強めのトレーニングに。


<体幹が自然に鍛えられるオンザタートル>
 四つん這いになった大人の背中に、子どもが立つ。できる場合はさらに、子どもが片足を上げてバランスを取る。


…運動を強化するなら

 子どもを背中に乗せたまま、腕立て伏せの要領で四つん這いになる。子どもが落ちないようにゆっくりと上下する。


<お尻や親子で力を合わせようぐるっとモンキー>
 まずは子どもをおんぶ。子どもは大人の体の側面を一周してからまたおんぶへ。肩車からスタートしたり反対周りを試したりと、アレンジしてみよう。


〇おまけ
<赤ちゃんと一緒に♪ゆりかご飛行機>

 まず大人は体育座り。脛(すね)に子どものおなか側を付けて支える。そのまま後ろにころんと倒れるが、その時両手で子どもの体をしっかりサポートすること。腹筋を意識しながら、ゆりかごのように前後する。


<ちくだいKIP>
Tel:080・9355・7295
https://chikudaikip.com/
※未就園児から大人までを対象に、体操教室や運動プログラムを開催中。詳細はHPで確認を

※フリーマガジン「Chai」2021年2月号より。
※撮影/辻博希。写真の無断転用は禁じます。